日記 百の巻

2026年10月1日

9月 第6週水曜 中1の教科書に学べ!第3弾、『一般動詞』編 真面目な百回記念ぜよ

★9月も最終日。4月、5月はスローペースで授業が行われていた学校の教科書も折り返し地点だ。今日は、「中1で習う一般動詞」、この9月までにすでに習ったことになっているものを、シェア率の高い、ある出版社の中1の教科書で、出てくる順におさらい&ちょっとした深堀りをしてみたい。

★栄えある第一語めは、「meet」。そう、「Nice to meet you.」の「meet」や。「初めましてやね」の「meet」。「初めて会う場面」「予定が組まれているフォーマルな場面」と相性がよく、好んで使われるイメージの単語。例えば、キミらのお父さんやお母さん、「今日は、会社でmeeting」とは言うかもやけど、「今日、午後からseeingだから、遅くなるで」とは言わんよな。

・会社の受付で「I’m here to meet your boss.」と言えば、「御社の社長にお会いしに参りました」という感じ。当然、「アポ(事前予約)」があると思ってええ。「see」だと、「社長の知り合い」か「前も社長に会いに来てる」可能性もあるイメージなんかもね。

・「see」は「see my boyfriend / see the guy」と言えば、ただ、会うだけではなく、それぞれ「カレシとつきあってる」「その人と付き合っている)」という意味でも使える。「meet」よりは、いつも会っている、ちょっと知っている仲、親しい間柄の感じが漂うし、「気軽」な雰囲気がある。人に、「またね」とあいさつをするときなんかは、その典型例。「See you.」「またね」の時は「see」が普通。まあ、形式的な場合もあるやろけど…Nice meeting you.(お会いできて良かったです)はよく聞くけど。Meet you again.は自分は聞いたことがない、

・「またお会いしたいです」も、『2回目、また』なんで、I’d like/ love to see you again.と『see』を使う。

♦また、「I see.」みたいに、「分かってるよ」「ふ~ん」「なるほどね」「理解してるよ」なんて「見え(て)る」という核のイメージから発展したな意味が内臓されていることも知っておくと便利だ。

・中1の教科書では、「Can you see that white building?」のような文がよく出てくる。「あの白いビル、見える」でもええし、「あそこの白いビル分かる」でもええと思うで。

♦「see」は「SVOC〈主語・see・人ものコト・状態 動作〉」俗にいう「第五文型」でも出てくる大切な動詞。中3生は、絶対に覚えておかな、高校生になっても苦労するで。「C」の部分が「O」の、「動作の説明」の場合は「C」に入る動詞は「原形(不定詞)〈to の取れた原形の形〉」になる。

・たとえば、「I’ve seen you play the piano before.」なんてクラスメイトに言えば、「前に、キミがピアノの演奏してるの見たことあるよ」って意味になる。分解してみると、

S:  I(主語)私は、

V: have seen(述語動詞:現在完了の経験『~したことがある』)見たことがある。

O: you(人ものコト)あなたが

C: play the piano(動作)ピアノを弾くのを

M: before(時の説明)」以前…「私は以前あなたがピアノを演奏するのを見たことがある」だ。

・「英語の例文」をかき集めた自分のPC内の「my 辞書」には、第五文型を取る動詞として「make」「keep」「let」「have」「help」「find」「catch」「smell」「get」「see」「hear」「call」などが並んでいる。ただし、「make A B」だからといって常に第五文型になるわけではない。 「My mother always make us breakfast. 」や「Call me a taxi.」など「SVOO」「S(主語)V(述語動詞)O(人ものコトに)O(人ものコトを)」の語法も使える「動詞」もあるし、「第五文型」を取る時に「C」の部分で、主に「doing」だけしかとらないような「動詞」もある。

・なお、高校入試では、「注が必ず付く範囲」だと思われるけど、「see」には「see that S’V’~」で「~を取り計らう、するように気を付ける」という重要な使い方もあるで。

★2番目に登場する「一般動詞」は、「like」や。

・どんなに「英語」が苦手な中学生でも、「I like soccer.(サッカーが好き)」とか「I like dogs.(犬が好き、あるいは、場面によっては犬派だよ≒『I am a dog person.』)」は言えるよ、っていう、あの「S(主語)V(述語動詞)O(目的語)」タイプの代表格の「一般動詞」だ。

・目的語の部分には、「人ものコト」以外に『~すること』という動作の説明、「動名詞 ~ing」や「不定詞 to do (動詞の原形)」もくる。ただし、「would like to」と「would」と一緒の場合は後ろは「不定詞」だけなので注意。さっき「またお会いしたいです」のとこで例文出したんで、見直してな。「I’d=I would」やからな。

♦中1の教科書では、

・「英語(と言う教科)が好き」…「I like English.」。「彼はサッカーが好き」…「He likes soccer.」など、教科書前半を華やかに彩る「花形」の「一般動詞」だ。4月、5月の「首位打者」やね。

・一般動詞「like」は、「S(主語)V(述語動詞)O(目的語:人ものコト.doing、to 動詞の原形~)」のタイプ・訳は「好きだ」以外に、「She likes Tom.」「I like this red pen.」など「好みだ」「気にいっている」という訳もけっこう出てくるので、覚えておいてな。

・「I like playing soccer.」…こちらも、中1の教科書前半ですでに学習済みやろ。「like+~ing(動名詞)」後で出てくる「like+to 動詞の原形」を使った「I like to play soccer.」も、訳は、「サッカーするのが好き」なんやけど、厳密には「ニュアンス」の違いがある。

・ちなみに、この「like(love)+名詞的用法の不定詞 to do」は、前も書いたけど、「不定詞」がすべて「未来志向」で説明できるものだけではない「例」でもあるので大切だ。「これからテニスをするのが好き」は、ある場面では成り立つやろけど、「不自然」に感じることも多い。経験上、『未来志向』と離れて、「テニスするんは楽しいよね」、(一般的に言って)「テニスをすることは楽しいよね」、って解釈が自然やと自分は思うで。

・あ、そうそう、ついでに「love」やけど、「love」の後ろも、「動名詞」「不定詞」両方取れるからな。辞書を調べて見てな。こういうの、若い頃自分が苦労したんで、大学生で初めて教室に立つ先生には、予習段階で確認しておいて欲しいと思う。授業中、生徒の質問を「後でな」と言うんをいかに少なくするかも、腕やからな。

・ちなみに、3件目の塾に勤めていた時、「learn that S’V’」は知っていても、「learn to do」はあやしい講師も複数人いたんや(忘れてただけかも知らんけど(大學入試の問題ではたまに出るで、これ)…辞書も引かんとで生徒にこんなん、滅多にでてこんやん、って適当に教えてたんが気になったんで書いておく)。

・やっぱり、知らないことや忘れとることって英検を持ってても、TOEICええ点数とっても、べらべら英語話せてもあるから。生徒としては、説明して欲しいから、センセのそばに来るのよ。「予習」って大切よ、自分のためにもな。

・ついでに言うとくと、「learn doing」もちょっとした「論争」になっとるんで、興味ある方はどうぞ、ググってみてね。

★★★で、ここで、久っさしぶりの、並べかえTIMEや。★★★

♦次の英単語を並べて「学校生活で何が好き?」ちゅう文を作って欲しいんや。実際に教科書の中の一文やで、

[like/ school/ about/ your/ you /do/ what/ life/? ]

・できた?

・ま、色々やり方があるんやけど、今回は少し「ラフ」にいくわ。とりま、基本的なことから行ってみる?「何が好き」って形が作れれば、先頭から4つ片付くよな。これ。「主語」は「you」、「述語動詞」は「like」よな。疑問文で使う「do」があるから、「like」は「動詞の原形」だ。

・中1やと、前も書いたけど、「?」のつく疑問文、「!」のつく感嘆文で「何 what」は先頭よな。今回、「?」がある並べかえ、「疑問文」なんで、先頭固定の「What」の後ろ、「アナタは好きですか」は、「you like」じゃダメよな。

・「一般動詞」の「現在形」の疑問文は、「Iとyou、複数が主語」の場合は、「do」を使って「do〈主語〉〈動詞の原形〉」の並びだったよな。だから、「you like」じゃなくて、「do you like」。

・ここまでで、「what +一般動詞の現在形・過去形の疑問文」=『What 〈does/do/did〉 〈主語〉〈動詞の原形〉~?』やから

「What do you like~?」までできた。残りは、[school/ about/ your/ life]。

・後は、「学校生活で(学校生活について)」の部分を考える。英語の場合、「どこどこで(場所の説明)」とか「何時に(時間の説明)」とか「~について(話題などの説明)」を表現する時は、「先頭に in/ on/ at/ about」などの単語を置いて「かたまり」でまとめるんや。「5時に」は日本語やと「に」は「五時」にあとにつくけど、英語は「at」先頭で示して、「ここから時間のセット」ですよ、って「at 5」ってするんや。同じく、「公園で」も、日本語の順番みたく「the park in(×)公園で」ではなく、「in」が先頭で「場所のかたまり」をまとめる形で「in the park」ってなる。

・問題に戻るで。じゃあ、「学校生活について」はどう?そうよな、「~について」の「about」が先頭でかたまりを作ってまとめることになるよな。

・「about」の後ろ、「学校生活」はどうする?「学校生活」は「school life」ここはセットで離せない。じゃあ、「about your school life」か「about school life your」か。

・先生によっては、発音して感覚的に、どちらかがおかしいでしょ、なんて言う人、いるかもやけど…ちょっと待って…1日、何回も教科書音読して、真面目に英語の「感覚」をつかもうとしてる人、どんだけいる?

・これ、決定的な「英語のルール」があって、知ってれば絶対に間違わんよ。「your」って所有格は、「your nanchara,(your+人ものコト)」の形で使うのが絶対的な「ルール」なんよね。「my+ wife」「your+ bag」「our+ teacher」などなど、みんな後ろに「名詞(人ものコト)」があるやろ。

つまり、「about school life your(×)」だと、「your」の後ろに「名詞」が「何もない」状態なんで、アウトなんや。正しいのは、「your」の後ろに「school life」がある「about your school life」。

・で、正解は、「What do you like about your school life?」になる。

♦もう一問、やってみる?これも、有名なヤツね。「何の(どの)教科が好きですか」[subject/ do/ what/ you/ like/ ?]

・「比較」を習うと、「the best」がくっついて「どの教科が一番好きですか」なんて英文もテストで見た人もいるかもやね。

・まず、この問題、「What」が先頭って思って舞う前に、「何ですか」ではなく、問題が「何の教科」だというのに気づいて欲しいんや。これって、「セットのwh-/ how」よな。「何時 what time」「何色 what color」「何本の鉛筆 how many pencils」…で「何の教科」なんで「what subject」が先頭の「セット」になるわけやん。で、その後ろが「疑問文」、残った単語が「do/ you/ like/ ?」。

・で、「What subject」って書きだして、「what」「subject」を抜いた瞬間、残りが「do/ you/ like/ ?」やで。楽勝やろ。

・そう、答えは「what subject do you like?」や。先頭さえ、分かればサービス問題やろ。

★この「like」ちゅう単語は「動詞」だけの印象で覚えてしまうとダメなんで注意してや。例えば、先日、出した「like this このように」や「like S’V’~」と文をまとめる形や「What ~ like?」ちゅう使い方もある。今回は「一般動詞」の枠なんで、あまり広げないけど、「動詞」以外の「like」の使い方を例文なんかでまとめておくとええと思うで。手紙の最後に書く「Love」なんてのも教科書の「巻末」の「単語」には載ってたで。

★じゃあ、本日の最後、オマケの「並べかえ」や。少し「like」から離れて「What」系の並べかえやけど…。「なぜそんなに悲しいん?」と言う英文を作ってな。

[sad/ why/ what/ were / did/ so/ you/ made/ ?] ただし、3語不要な単語がある。

・正解は「What made you so sad?」な。自分的にはこれが正解。

・で、や。解説の前に、もう一つ、3語を使わずに完成できる、「Why were you so sad?」がなぜダメか(文法的にダメではないのに正解にしたくないのか)を説明するな。問題文の日本語の文意は、「目の前」の相手に「なんでそんなに(今)悲しいの(今そんなに悲しいって、一体何があったの)」って聞いてるんよ。

・この答えを選んだ人、この「Why were you so sad?」の直訳はどう?「なんで、そんなに悲しかったの」やよな。海外旅行の時は、「通じればいい」も大切やけど、受験の時は、「通じたもん勝ち」ではないからな。英語のポイント、「時間(場面)」「数」「語順」には最大限の配慮が必要なんよね。

・で、中3生以上の人には、「使役動詞」の「何が原因で(今)そんなに悲しい状態になってんの」の有名な例文を思い出して欲しいんや。そう、「make A B or make O C」の文よな。答え、すぐ出てくるやろ。「What made you (so) sad?」が正解。

・「What」を先頭にするということは、「did」が使えない、ちゅうことね。疑問文では、「what」が先頭と言うルールがあるし、「何がAをBにさせたの」という文を作る以上、主語は、「What」で述語動詞は「過去形」の「made」(ま、この場合、並べ替えに他の動詞はないし)になる。

※「who」「what」が「主語」の位置に来る「疑問文」のときは、「主語の Who/What」の前に「is/am/are/do/ does/did/ can /will/ could/ would/ should」などを置けない。したがって「What 述語動詞~?」の語順で、「現在形・過去形・未来形」などの「時間」は「述語動詞」の部分で決めるんや。自分は、「Who/what」が主語の位置に来る疑問文は「語順はそのまま」って押せるのはあまり好きではないんで、面倒くさいかもしれんけど、この形で説明いれとくわ。

・形的に、「S(主語)V述語動詞 O(人ものコト)C(状態動作)」で、

今、主語の部分が「What」

「述語動詞」の部分が「made」

O(人ものコト)の部分が「you」

C(どんな状態)の部分が「so sad」

で「What(何が)made(させた)you(あなたを)so sad(そんなにかなしく)?(のか)」

という組み立てになる。

・His words made her very sad.であれば、「彼の言葉が彼女をひどく悲しませた」ということになる。

・この文の「His word」の〈主語〉部分を「何が What」に変え、「何が彼女をそんなに悲しませたのか」にする際、「very」を「so」にすると、「What made her so sad?」で、「her」を「you」に帰ると「What made you so sad?」で解答文になる。

・比べてみたら、分かると思うんやけど、「What」が通常の「疑問文」を作る際、「先頭に置かれる」ルールのため、疑問文では、「What」の前に「主語の前」に置けるはずの「is/ am/ are/ was/ were/ do/ does/ did…」が置けない。したがって、「what」を主語にして、「過去形」だということを示すためには、述語動詞の部分で時間を設定する必要が出てくるんや。

★英語では、「抽象」「具体」、「原因」「結果」を表す表現(動詞表現だけではない)が学年が上がっていくにつれ、大切になってくる。参考書やネットにも載っているので、この手の例文も整理しておくと、役に立つで。

★今日は、中1の教科書を眺めながら、教科書前半で習う「一般動詞」を追ってみた。解説が多くなり、あまり「数」がこなせなかったのが残念。時間の余裕のあるときに、また続きが執筆できたら、と思う。

★★★読んでいただける方がいらっしゃるおかげで「百の巻」を迎えることができました。ありがとうございます。★★★

〈参考〉中1で、この教科書を使用している場合、秋ごろまでには、すでに習っていることになっている一般動詞(第6課まで)

※関係ない話やけど、「東大」を目指す生徒が通う塾では、中3までに高校で勉強する内容をかなり押しこむカリキュラムになっている。進学校でも、高1・高2までに受験科目の一通りの内容を終え、高3からは「入試対策」をする学校も多い。

※ただ、前にも話した通り、英語に関しては、「学校の教科書」と「学校で受ける模試」を中心に勉強しただけで、「東京外大」に合格した人も実際にいる。

※「教科書なんて」「教科書ぐらい」と思っているのであれば、「教科書」を完璧にマスターしてみるのも一つの勉強法(定期テスト通期オール満点を目指すところまできっちりな)やと思うで。

meet, like, have, call, love, want, join, watch, play, draw, take, do, make, read, excuse, thank, come, eat, walk, live, know, study, practice, win, go, bake, see, cook, drink, sing, worry, let, say, stop, visit, sound, enjoy, swim, use, look, feel, tell, hear, remind, think, shake, work, write, swim, belong, wait, start, wear, open, turn, help  (小学校で習った動詞も含む、太字は本日説明した単語、斜字は、例文や説明で触れた単語)