日記 六十の巻

2026年4月28日

4月 第4週月曜 夜中に3時に起き、母の寝言につきあっているうちに、いつのまにか外が明るくなってきた、と思たら、「タン、グラグラグラグラ、ダンダン、ダダンダン」って朝から地面が「縦」に揺れる揺れる…思ったより被害が少なくて良かったわ

★5時23分、十勝中部でM6.2の地震が発生。震源近くの「浦幌」が震度「5」。広く北海道の下半分が震度「4」の揺れに襲われた。何となく、「青森沖」の地震があった際、次は「上」に来るような気がしてたんで、「広尾沖」あたりだとヤバいと思てたけど、震源は、さらに「内陸」やった。

★地震のせいなんやろか。YouTubeで「日本沈没(英語字幕版)」2006年版(すぐに見つかったのがこれやった)の映画を見てしまう。「日本沈没」は、小松左京原作の不朽の名作映画だ。この年作成の映画は、「沈没シーン」<「人間ドラマ」という要素が特に強い。

★途中、どうしても「一時停止したくなるほど気になった」シーンがあるんよね。

・それは、(草彅剛演じる※敬称略)凄腕潜水艦パイロット『小野寺俊夫』が、(柴咲コウ※敬称略)演じるパイパーレスキュー隊の『阿部玲子』に「一緒にイギリスに来ないか(日本脱出しないか)」とプロポーズするシーンだ。

 『小野寺』は、2枚、キミと美咲の文のチケットがある、と言うことを伝え、一緒にイギリスに来て欲しいと言う。

 『玲子』は、「じゃあ、あなたは、おばさんや他の人々を見捨てるというの、と疑問を小野寺にぶつける。さらに、レスキューの仕事にもどらなくちゃ。美咲たちのような子供たちがまだたくさん救助を待っている。どうしてもその子たちを助けたいの。私に今できる唯一のことなの、と『小野寺』に伝える。

『小野寺】は、必死に、日本は沈没するんだ。もう時間がないんだよ、そんな、きれいごとを言っても仕方がないだろう、と説得を試みる。

 結局、「私は、自分だけ幸せにはなれない」とこのシーンでは、『玲子』は『小野寺』のプロポ―スを受けない。

字幕では「小野寺」の「そんなきれいごとを言っても仕方がないだろう」を「But brave words won’t help.」となってるんや

気になったのは、この字幕の「brave」と「won’t help」の部分や。これ、訳しようによっては、相手にかなりひどい言葉としてつきささるかもやで。いくら「日本を離れて、一緒にイギリスに行って欲しい」とはいえ、かなり強い表現なんやないかと思うわ。

「きれいごと」ちゅう言い回しは、他にも「beautiful/pretty words」とか「fine-sounding talk」「hi-sounding talk」「superficial statement」ような言い方があるんよな。

深読みすぎかもやけど、何となく「理想、語りやがって」とか「またきれいにまとめようとして」とか「耳障りのええ話し方でまとめちゃうよな、コイツ」とか、「うわべだけよな、いつも」とか「軽いね~、言葉が」みたいなん、単語から、聞こえてくるような気ぃせん?

・『小野寺』は、『玲子』の気持ちは分かってる、分かってるけど、どうしてもイギリスに一緒に連れて行きたいんや。「気持ちは分かる。でも、空港が閉鎖されてからでは、間に合わないんだ。オレは君たちに、一緒に生きて欲しいんだ」「キミの思いは分かる、でも、このままじゃ、キミたちは二人とも…」…

「私は、助けを求めている、困っている子供たちに応えたい。今、わたしができることはそれしかないの。その気持ちや信念は『困難に立ち向かう(勇気やすばらしさ、犠牲を伴う尊さ)』などという言葉で決して説明できるものじゃない。状況を考えると、実現できるような理想じゃないということも頭では理解してる。でも、ここから逃げる選択肢は、今の私にはない〈完全な拡大解釈や、堪忍な〉」…

 それゆえにや、他にも「ただの言葉」みたいん意味を表す言葉、あるけど、このシーンで、「中身の(伴わない)ない言葉 empty talk」とか「彼女は口だけだ She can talk the talk 」とみたいんはやっぱ合わんわけよ。

・後一つ、書こうか書くまいか、迷ったけどな。玲子のこの直後の返しのセリフな「きれいごとなんかじゃない」は、「It is not just words.」と画面では出てくるんや。

・別に「words 言葉」の意味自体が問題ではないんよ。「彼の言葉」も「his words」やしな。

・ただ、この「私の・あなたの・彼の・彼女の・彼らの(言う、言った)言葉〈my/ your/ his/ her/ their words〉」は、通常、主語の位置に来る場合、俗にいう「三単現扱い」ではないんよね(例文は圧倒的に過去形が多いんで分かりにくいけど、彼の言葉はいつも私をイライラさせるって考えると分かるよな)。

・この文では、「補語C」の部分に「words」が入ってるんやけど…

「主語(S‐V) It is:三単現の主述」に対して「補語(C)複数形 words」の関係になっとる。

・これ、中学生に「何で?おかしない?」って「詰められる」と「納得」させるまで説明するの、結構めんどいで。少なくとも、オレは、嫌や。ネットでは、『It is 』の形で「(~な言葉)word、words」は、単数・複数の形ともに「代案」などでちゃんと出てくるからな。ま、「word」は「一言・その一語」、「words」は「ある程度の発言のまとまり」やろ、まではええとしてもや…。この手の質問してくるやつ、英語得意な生徒に多いし、めっちゃしつこいからな。本人がそうとう調べてからくる場合も多いよな。

★これ以上の説明は専門家や他のセンセにませるけど…なんせワイは、生徒に教えるのが大好きな、ただの生涯「一講師」やからな。ま、英語は「時」「数」「語順」にうるさいけど、それでも、やっぱり、「言葉」ってことよな。

★みんなは、「brave words」から、どんな感じ受ける?どう訳すん?

4月 第4週火曜 夜が怖いと母が、茶の間のソファで寝るようになってから6か月が過ぎた。北海道は、そろそろ桜も散る季節。今年の夏は暑そうやなぁ

★ふと思ってんけど、昨日の日記で「his words」を「彼がそういうこと言った」ということをいわゆるまとめて「かたまり」で考える、みたいなん、ちょっとだけ触れたと思うんやけど…これって生徒、けっこう苦手なんよね。

★数学でも、「確率」や「因数分解」なんかで「ひとかたまり」で考えるなんて出てくるよな。国語でも、「複文」「重文」なんて言葉、出てくると、「そんなん知らんでも国語は文章読めるやん」って言いだす生徒出てくる。英語の「副詞節」「名詞節」「等位接続詞」の使い方はで覚えようとするのにな。「国語」だと、分析すんの「ドクセッ」んやろね。

★自分、こういうの、分かるのって、『悩み続けるor解き続けること』and『タイミング』やと思うんやよね。どんなにええセンセについてても、何度、参考書読んでも、本屋で調べまくっても分からんもんなんよ。色々『類題』といたり、『知識』を『増やし』てかえって混乱してまうこともあるねん。

★でもな、あきらめずに、悩み続けて、解き続けた人にだけ、ある日、突然、稲妻のように「分かった」が降りてくる瞬間があんねん。『オカルト』って思うなら、『オカルト』って思てもいいよ。

 前にも書いたけど、自分、「一次関数」が苦手やったのに、突然、中3の一学期で「二次関数」が解けるようになって、そこから、数学「5」になってん。高校でも「数ⅠA」では「赤点」も取ったけど、「数ⅢC」になって、特に「微積」では「点数取れなくて困る」ことが全くなくなってん。こうなると、ある期間その教科が「無敵」状態になるんよ。

★中学生のみんなに言うとくよ。『答え』すぐに欲しがる気持ちも分かるで。でもな、「数学」に限らず、解けない問題、書けない問題、1問でもええ、悩み続けて、自分の力で解けた時、理解できた時の、体中を突き抜けていくあの『快感』はホンマ、スゴいで。「オレ、頭ええわ~」って勘違いするほどや。

★点数が出ないから、時間がないから、答えを「丸暗記」して「点数」につなげるのも一つの勉強法、でも、一題ずつ解ける問題、書ける問題を増やすことで、何年後かの自分の「高校入試」や「大学入試」を少しずつ「楽」にするって勉強の仕方もあることも知っておいてな。