日記 九十三の巻
8月 第5週金曜 秋雨前線の登場とともに、コンビニ「Sma」の「醤油ラーメン」が再び復活!「朝ラー」で一日のスタートを切る
★今朝、ゴミ捨ての後、散歩がてら、ふらりと買い物に出た。
★当初、家から少し遠めのコンビニ、「R」に向かい、市の指定のゴミ袋を購入した。何か、ついでに朝食べるものを買おうか、と思たんやけど、通勤時間帯だったせいもあったのか、気に入った商品は見つからなかった。
★「R」からの帰り道、何となく「Sma」に入ると、麺類の棚に、「醤油ラーメン」があるではないか。
★家に帰って、温める前に、「ラード」を少々、ネギとメンマをマシマシし、「辣覇」をほんの少し加え、電子レンジへ。
★スープをすすり、麺を口に運ぶ。
★う~ん、This is it!この味、この味よな、誰が何と言っても「コンビニ」で販売しているラーメンの中では、自分はこの味が好きなんよね。1日1食なら365日イケるで。北海道の人は「味噌」派が多いけど、自分は、子供のころから、断然「醤油」派なんよね。
★図書館で借りてきた「文学界 8月号」のページをめくる。
8月 第5週土曜 夏休みも残りわずか、やっつけ「課題」にしがちな学校の宿題、英語の本を読んで書く『英文の感想文』、間に合わないとあせる生徒に、上手く勉強すれば、受験勉強にも「+」にできる、と焚きつける塾講師
「こんにちは~」
「おう、今日も暑いな、F絵」
「ほんま、沸騰したお湯の中のラーメンの気分やわ。ウチ」
「???」
「センセ、約束やで。宿題も毎日、全部やったで。今日から1週間、授業の後半30分で、『英語の感想文』見てくれるんよな」
「おう、約束やからな。講習のテキスト、なかなか最後のページまで行かない生徒多いなか、ようやったわ。ただ、「読書感想文」とはいえ、一緒に音読、解説だけして、これを書け、みたいん授業はせんで」
「えっ」
「今日は、特別や。感想文の最初の授業なんで、長めにみたるわ。ところで、F絵、昨日渡した『英単語』調べて、覚えて来た?テストするで」
「うん、やって来たよ…これも、宿題やからね。でも、センセ、単語のテストするの、メッチャきらいな人やろ。前の塾で他の講師と言い合いしたこともある、って言うてたやん。センセは、その代わり、ごっつ英文や単語、書かせる人やんか。その上、今回『意味』だけのテストやなんて…らしくないもええとこ」
「ま、ええから、これ、問題用紙な、じゃ、3分で解いてな」
「竹立塾」の入り口は、全面、ガラス張り。この時期、午後は、強烈な夏の日光が降り注ぐ。入り口の内側には、黒の農業用の日よけが全面にかけてある。エアコンが利いて割と涼しい教室内に、シャープの音だけが教室内に響く。
「できたよ」
2分後、F絵が顔を上げる。
「ほうか、じゃ、赤ペン出して」
「センセが〇つけ、するんやないの?」
「そんな、時間はない。これ、解答と解説な。まず、自分で丸つけしてみて。ところで、F絵、今日、調べてきた単語、何語やった」
「24語、センセの『テスト』らしく、中途半端な数。どうせ、なんかまた、理由があるんやろ」
「鋭い、今日から一緒に読んでいくんは、村上春樹先生の『四月の晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて』の英語版ってことは伝えたるよな」
「うん」
「どうせなら、受験に役立つような『欲張り』な勉強をしたい、F絵の英語の成績もバリバリ伸ばしたい、と考えとんねん」
「へっ?」
「F絵、確か、自分、高校で『ターゲット1900』使てるやろ」
「確かに、あ~、二学期始まったら、また毎週学校でテストや、ウザいわ~」
「英単語って、テストのために覚えるのもしんどいし、何度も同じ短い例文で学ぶんもつまらんやん」
「You can say that again.」
「(くっ、コイツ、なんか、微妙に腹立つな~)」
「は~ん、なんとなく、分かったよ」
「そうや、今日のテストの24語は、ターゲットに載ってる単語または、その派生語っちゅうこと」
「それを、短いとはいえ、小説という、まとまった英文の中で実際に読んで感じた方が実践的やし、身に着くかもね、ってことでしょ」
「まあ、そういうこっちゃ。今日から、3回に分けて読むやろ。それだけで、うまくいけば、「ターゲット」の単語、おそらく75語~100語程度をマスターできるで、F絵」
「(また、始まったで。ま、ここは、課題を仕上げるのが優先や)分かった、分かった、センセが生徒思いで、生徒の英語を伸ばそうという熱意は伝わりましたわ。で、ちょっと聞いときたいんですけど、音読と毎回の単語のテスト以外にどんなことをするのか、先にちょっと教えといてもらってええです?ウチもそれなりの覚悟で授業に臨まなあかんから」
「毎回の授業は、『単語の意味テストと解説 8分』『段落ごとの交代音読 10分』『おおまかな意味の確認 8分』『読解のポイント 5分』余った時間、または宿題で『読んだ英文で気にいった文、気になった文を書き出し、その感想をメモする』ちゅう感じかな」
「OK。分かった。頼んだのは自分やかし、英語で小説読むのも、ある意味、挑戦やし…。その代わり、最後まで見てな」
「もちろん、じゃあ、答え合わせ、して。説明もするんで、プリント見ててな」
「まずは、1問目。『narrow』やね。答えは「狭い」でええけど、幅が狭い、範囲や意味が狭い、資源が乏しいと言いたいときなどに使うんや。後で「small」なんかとの違い、載せたるから見といてな。文中では、『原宿の裏道』を『a narrow side street』ちゅう風に英訳している。動詞で『narrow A down で絞り込む、候補を絞る』みたいな使い方もあるんで覚えとくとええよ」
「なるほど、原宿の駅前からちょっと入ったとこの、あの狭い道のイメージね。ほんで、『動詞』の語法もあると」
「二番目は『neighbo(u)rhood』やね」
「これは、『ご近所さん』でええよね」
「もちろん『隣人、近所の人』でええよ』。この単語は、英作文のことも考えると『書けた』方がええ単語よね。」
「でもええよ、ってことは、他の意味もあるってことね」
「今回は『周辺・周辺地域』という意味で出てくるんや。『in Tokyo’s fashionable Harajuku neighborhood』って」
「『原宿』って裏通りでも、ファッショナブル、お洒落って感じだもんね」
「まあ、原文の方は『原宿の裏通りで』とだけあるんやけど、英訳するときは、実際の『原宿』を知らない人に、日本の『原宿』がどんな街か説明するために言葉を足したのではないか、と解説している本もあるんや(参考資料:「英語で読む村上春樹」NHKラジオ講座のテキストより)。その街で100%の女の子に会うとことからこの話は始まるんやけどな」
「へ~、前、センセが言ってたよね。日本語から英語、英語から日本語に、直接訳せない言葉があるって。それだけではなく、海外で、日本のことを知らない人も想定して、言葉を足して、英訳しなければならないこともあるんだね、けっこう大変だね。通訳や翻訳家って『英語』ができるだけじゃダメなんだね。『neighborhood』の『地域』って意味もこれなら、しっくりくるわ」
〈う~ん、真面目に調べて、覚えてきてくれるなら、次回からはテストは、時間前に済ませて、『音読』の時に、説明を加える形でいくか、それだと、語法や熟語の説明もついでにできるし…このやり方だと、時間が足りなくなってまうかも…〉
【付録】今回、テストした単語一覧 1. narrow 2. neighborhood 3. special 4. properly 5. desert 6. particular 7. graceful 8. draw 9. meal 10. preference 11. stare (at) 13. insist 14. correspond 15. preconceived 16. pass 17. favorite 18. bored 19. follow 20. complexity 21. fate 22. cram 23. antique 24. potentiality


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