日記 六十七の巻

2026年5月15日

5月 第3週木曜 昨日とはうって変わって、まぶしい晴れ渡る青空の中、恒例行事の朝食前の缶コーヒーを買い、昨日と同じベンチに腰掛け、のどに流し込みながら「追記」を書くか、書かざるべきか、グダグダ迷う

〈 日記六十六の巻の補足説明 〉

★昨日、「s」と「sh」の音について触れた。最後の「※」のところで、「s」と「sh」は異なる「音」であること、最終的には、発音記号の正しい理解が好ましいこと、勢いよく「see」が発音されるときに、「sh」のまぼろしの音が聞こえることがある、と書いた。

★実は、書き終わった後、また、一つ思い出してしもたんやわ。

★ホンマに、迷ったけど、「I see.」の発音を説明するときに、実は、逆のパターンもあるねんな。

★昔、あるじいちゃんに、やっぱり「I see.」を教えてたことあったんや。じいちゃんが、ワイの発音、何度、真似しても、「あい、すうぃー」にしかならんのよ(最初は、ホンマ、入れ歯のせいかと思ったで)。ま、年の割には、耳のええじいちゃんやったと思う。

・でもこれはこれで、外国人を前にしたとき「あい、しー」より通じひん恐れもある。

・またまた、批判を覚悟のうえで言うけど、昨日の話とは違って、今度は、「あい、しー」の方向に意識と音を少しずらしてやらんとどうにもならん状況なわけや。

★どうしよかな、って考えてたんやけど、急に「ある考え」が降りてきたんよね。じいちゃん、「ハナ肇とクレイジーキャッツ」の「スーダラ節」知っとるんやないか、って。

★ここからは、ぜひ、みんなも試してもらいたいんやけど、歌の歌詞に「スイスイスーダララッタ」っちゅうのあるよな。これをな、「スイスイ」の部分を分割して「あいすい」「あいすい」「スーダララッタ」って自分の後に続けて、歌ってみてもろたんや。

・これを、ある程度まで『英語らしく(日本語の方をだらしなくつなげて崩すように言う)』なるように歌う速度を上げていくと、「あい」と「すぃ」がくっついてきて、けっこううまいこと、「I see I see スーダララッタ」って聞こえてくんねん。で、このとき、今、実験してる人いたら、自分の言ってる音、よ~く聞いて欲しいねん。「速くつめてつなげて言ってる」ために、ちょっとあやしい小さな幻の「シ」、「 I」と「see」の間に感じるやろ。

★どう?「s」と「sh」って、このくらい、単語の先頭に来る場合、日本人が「迷う」「間違いやすい」「勘違いしやすい」めんどうな「音」なんよね。単純に生徒に「す」と「し」のちがい、聞き取れるやろ、とか乱暴に言うたらかわいそうよな。

★自分、海外演奏旅行に参加することが決まって、「英語」習い始めた時に通ったんが「教会」やってん。そこで、小4の頃、けっこうしつこく「r」と「l」、「s」と「sh」、「f」や「v」、「ア」の色んな発音なんかを教えてもらったんや。「発音記号」もその時、教えてもらってんけど、最初は、アルファベット以外になんでこんなもん覚えなアカンのか分からんかったもんで、頭に入ってこなかったで。「三単現」なんて、分からんままに「センセ」の後追いかけて「声」出してたような気ぃするわ。

・発音記号をなんとなく分かり始めたのは、小6の時や。小5から聞き始めた「基礎英語」、2年目に「基礎英語」「続基礎英語」と両方聞いて、やっと少しずつ「発音」や「イントネーション」に慣れて来たっちゅう感じやった。中学の時がワイの発音の「全盛期」やったわ。俗に言いう、苦手な人が多い、ぼやした「ア」も「r」の発音もばっちりやった。ただ、苦手な発音一つだけあったけどな。それについては、暗唱大会の前にイギリス人の先生にもアメリカ人の先生にも「別に通じないわけではないけど直せるなら直すにこしたことはない」って指摘されたわ。

★ちなみに「発音記号」は、日本語を「母語」に使う人がどんな「音」に聴こえようと、「s」は「s」、「t」は「t」の「音」やからな。どの「言語」にも基本的な「音」がある。そして、「単語同士の連結」や「音の出し方の構造(日本語やったら子音+母音など)」「その発音が存在する単語中の位置」で「聞こえ方」が「変化」することはある。これ、前もどこかで書いたけど、日本語でも「タクシー」は、東日本では、主に英語の「taxi」に割と近い発音、「う」の音がほとんど意識されない「たk(u)しー」のように言うし、一方で関西では「タくシー(た K・U しー)」の「u」ははっきりと聞きこえるように発音されることが多いよな。

★今回は、これでおしまい。じゃあ、またね。しかし、缶コーヒーってなんで買ってまうのかな…。みんな、読んでくれて、ありがとう。「直帰率」がちょっと下がってきたわ。ちなみに明日は「病院day」やから、休筆日の予定です。良かったら、今までの記事、楽しんでください。