日記 九十七の巻
9月 第3週 水曜 中1生のみんな、「this」をなめたら、アカンぜよ!まずは「教科書」の「単語」を「自由自在」に使えるようにしよう!
★さて、2学期が始まって早半月。中学生は、再び「部活」「塾」「定期テスト」にまみれる人生を送ってるんやないやろか。
★そんな、自分たちに、今日はちょっとだけ、「this」の話をしてみたいんや。そう、中1で習った「this」っちゅう単語や。
・「そんなん、『これは』やろ」、って、今、答えたキミ、ホンマにそれでいいんか、じゃあ、 「like this」の「this」は? 「Try this.」の「this」は? 「This book is Tom’s.」の「This」は? 「this one」の「this」は? 「this morning」の「this」は?
・これって「これは」って「日本語」に直せないよな。上の表現は、高校受験までには知っておかなヤバい重要な「this」の使い方なんよね。
★★★この間、パラパラ、3冊の出版社の「中1」の教科書をめくってみたんやけど、
★★中1で一番最初に習う「this」って「近くの対象」を「指し(示す)」単語が出てくる文って、
・人を紹介するときの「This is my friend, Tom.」とか、
・所有を主張する「This is my pen.」とか
・何かを提示する、事実を伝える「This is an apple.」みたいんよね。
★ちょっと「this」が気になったんで、今回は「This is ~」を中心に解説していくで。
★「This is my friend, Tom. こちらは、友達のTom だよ。」は、「教科書」では早い段階で、友人紹介なんかのシーンで出てくる表現。「This is 自分との関係性, 名前」と並べて、結構幅広い場面で使える。
・「my friend, Tom 名詞,名詞」部分は「my friend=Tom」「Tom is my friend.」というように、同じ人物の言いかえや説明(この場合は、自分の友達であり、その彼の名前)でもあるため、「同格」と説明する先生もいる(古典の『同格』と混乱する人もいると思われるので、あえて、こういう書き方をしておくで)。今日の「メインテーマ」じゃないんでは英語の「同格」の説明は、避けるで。
★「This is my pen. これは、ワイのペンやで。」は、「自分の近くにあるペンを指したうえで」「自分のだよ」とか、あるいは、手に持って「(昨日買ったんよね、ええやろ)これ、自分のやねん」とか言う感じかな。
・一つ目の★の例文とは形は似ているが、(場面にもよるけど)「所有」をよりはっきりと主張しているタイプの文に自分には感じられる。
・「This is a pen.」が、近年、教科書であまり見かけなくなった理由の一つとして、「どんだけシャーペンと区別しにくいペンやねん。見たら分かるやろ」というような話題が過去に広まった経緯もある。同じ理由で「He is a boy.」や「She is a girl.」という文もかなり批判を受けた。
・しかし、「ボールペンかどうか見かけで分からない」場合や「視覚障害者」の方が目の前にいた場合など、状況によっては使用することがありうることは覚えておいてな。同じく、「名前」や「見かけ」だけで性別が判断しにくいような状況で、「He is a boy.」と言う文が使われる可能性は十分あることもな。
♦ここで、2語以上で「名詞のかたまり」をつくる時にも重要になってくるので注意しておきたいことがある。
・それは「名詞のかたまり」を作るときに、「名詞 :人ものコト」の前に置く、「~の」という「a/an(一つの)、the(その)」というような「冠詞」や、「my(私の)、your(アナタ〈たち〉の)、their(彼らの)、its(その)、Tom’s(トムの)」というような「所有格」をダブルで並べて使えない、ということや。
・つまり、「a my book(×)」とか「the your teacher(×)」とか「a Tom’s bike(×)」は「ルール違反」、ってことや。
・例えば、「これはトムの自転車です」を「英語」で書きなさい、と言う問題に対して、「This is a Tom’s bike.(×)」とか、「This is Tom’s a bike.」とかの誤答が、必ずと言っていいほど、毎回出てくるんよね。正解は、「This is Tom’s bike.(〇)」。たとえ、「bike」が一台であっても「Tom’s」と「a/ the」をダブルでくっつけて並べたらアカンで。覚えてな。
★「This is an apple. これは(ある種類の、一つの)りんごです。」は紹介、事実を述べる表現。
・「a」には「総称」を表す用法、電話を受けた時の「佐藤さんと言う人(から電話がありました…~という人やモノの中の、一人、一つ)」「a Mr. Sato」などというような語法もあり、説明することが多すぎるので、また、別の機会にしたい(「総称」に関してと、「~さんとか言う人」といような使い方は、今までの掲載や「ブログで授業」のどこかで一度扱ったような記憶があるんやけど…)。
・この文も、「見ればリンゴって分かるやろ」批判は出るかも、よな。でも、「手品師」がステージで、「これは(種も仕掛けもない1個の)りんごですよ」っていうような使い方もできるんよな。
♦この文から、中1生に知ってもらいたい重要なことは2つや。
・一つは、「冠詞(an)+名詞」の形。特に「a+yで始まる単語」…日本語を母語にしている人たちが『イ』に聞こえる発音から始まる単語に注意や。中1で覚えてもらいたい単語は「year」と「yellow」や。日本語で書くと、「いyあー」「いえロう」。「一年」は「a year」、「黄色い車」は「a yellow car」。「えーっ、『イ』なのに、『a』を使うの~」って声が聞こえてきそうやけど…どちらも「an」ではなく、「a」が正解やからな。
・もう一つ、「h」で始まる単語にも注意やね。「1時間」は「an hour」、「正直な人」は「an honest person」。こちらは「母音スタートの単語」なんで「an」や。その人が「発音できる」「流暢に話せる」こととは別の「次元」で、英語はやっぱり「発音」が『分かる』ことが大事よね、って自分、思うで。
・興味のある人は、「母音」「子音」「半母音」などについて、調べてみてね。
・もう一つ、大切なことを言うで。「This is 」の後ろに入る「名詞のかたまり」が「a book」とか「a car」など、先に「数えられる名詞(加算名詞)の単数形」の文を先に習ってしまったキミたちは(This is a book./ This is a car.など、『This is a 数えられる単数名詞』という形を先に勉強した生徒のこと)は、「学校」でも、「塾」でも、「This is a~.」までが強烈に頭に残ってしまう。僕はこれを「This is a 症候群」と呼ぶことがある。
・「This is a 何ちゃら」が「定着」してしまうとなかなか治らない。結果、「This is 抽象名詞」や「This is 固有名詞」「These are 名詞の複数形」などの文を作る時も、「This is a 抽象名詞(×)」「This is a 固有名詞(×)」「These are a 単数形」とか「This is a 名詞の複数形」という間違いがいつまでも答案用紙からなくならない。英語は「数」にうるさいんやで、ちゃんと、確認して文を組み立ててな。
★★他にも「This is ~.」の形って「S(主語・名詞)V(述語・動詞)C(補語・人ものコト状態)」ってタイプの英語の文なんやけど、中2・中3になると
・「This is good. (これは美味しい)」→「This looks good.(これは美味しそうだね)」のように「V(動詞)」の部分で「be動詞以外」の動詞の文(looks/ taste/ sounds/ seems…thisが主語なんで現在形だと三単現な)が出てきたり、
・「This is ~.」の後ろに入る「C(補語)」の部分には「品詞」として、「This is amazing.」のように「形容詞」や「This is my friend, Tom.」のように「名詞のかたまり」がくることなど、最低限の「文法」の「用語」や「知識」を知っておかないと、高校での勉強や大学入試の準備が苦しくなる。
★ついでに言うと、講師をしていた頃に気になったのは、
♦「一般動詞」の授業を先に受けようが、「be動詞」の授業を先に受けようが、「is/am/are /was/were」が「述語動詞」の文なのに、疑問文・否定文で「do/ don’t/ does/ doesn’t/ did/ didn’t」を使ってしまう生徒が多いこと。逆に「一般動詞」の文なのに、「isn’t play」など並べてしまう生徒も多く、なかなか治らないまま「can」や「will」の単元に突入することが多いことだ。
・実際に、アメリカなどでは、小さい頃に「文法のエラー」はけっこうしつこく教育される。英語が第一外国語ではない「日本の生徒」たちが間違えるのも無理はない。「とにかく話す」「とにかく使う」ことで慣れるのも良いが、その際、少しだけ、「ルール」に沿った表現をしているかどうか、考えるのも大切なことだと思うで。
♦最後に気になった定期テストの問題を紹介する。
・「定期テスト」に出す問題として、良問かどうかは別として、「This boy is late for school」を「遅刻してはいけません」という「命令文」に書き変えなさい、みたいな問題を数回見たことがあったんよ。
・「助動詞」を習っているのであれば、「You must not be late for school.」あたりが、習っていないのであれば、「Don’t be late for school.」が答えになる。「Don’t is late for school.(×)」「Doesn’t is late for school.」「Doesn’t be late for school.(×)」ちゅう答え、結構多かったんよね。
・あと、これ、「He」を主語にして書こうとしたり、「him」を使って書こうと、本気で悩んだ生徒がいたら…どうなるんやろ。命令文は基本、目の前にいる人に対して使うものやから…とか生徒に説明するんかな?
・ま、話を戻すな。「do/ does/ don’t/ doesn’t」の後ろは「動詞の原形」やからな、「原形」。「is」は「be動詞」の原形ではないで、「現在形」やで。
★★★疲れた…今日は、ここまでやな。「中1」の教科書を3冊、眺めて、自分が「This is ~」の文法を教えていた時の「小テスト」の解説やら「対策授業」の解説やらなんやらを思い出しながら書いてみました。Arigatou gozaimashita.
9月 第3週木曜 一人歩きする「不定詞 to do」は「未来志向」がすべてか、ということに疑問を呈する生徒の話に応えてみる…第二弾がいつになるか未定やけど、とりあえず「名詞的用法」と「未来志向」について
★授業終わり、講師室に授業で使った資料や道具を机の上に置き、玄関に向かおうとする。帰りの生徒の自転車をぶつからないように誘導し、全員、追い出せば、今日の業務は、ほぼ終了だ。
「センセ、ちょっと質問なんやけど…」
「おう、どうした、A乃」
突然、後ろから声がした。「質問ですか。センセ、俺が外、行っとくんでだいじょうぶですよ」…(ケッ、いつもは外に出ないクセに、女子生徒の前でカッコつけやがって、このイケメン君が…)と心の中で言い、「頼むわ、悪いな」とひきつった笑顔を作り、礼を言う。
「ゴメンやわ、センセ、忙しいとこ…」
「ん。で」
「あのな。ウチ、悩んでんのよ」
「(なんや、コイツ、妙に意味ありげやな)…」
『to+動詞の原形』ってホンマに『未来志向』なん」
「ほう、ええ質問やで、A乃。英検対策の時は、必要なことしか教えんかったからな。「ま、『不定詞』を使う上で、『未来志向』かどうかを判断するということは大切よな。『不定詞』は、特に『〈これから~する〉というタイプの動詞』と相性がいい。さらに言うと、『動詞の後ろを〈不定詞〉にするか〈動名詞〉』にするか、を考えるときも有効や」
「ちょっと、時間あるか。帰る時間、少し、遅なる、って、親にLINEでもしとけ」
「り」
「???」
「あのな、ウチ、昨日、不定詞の参考書を見たら、「Mary was surprised to hear his words.」ってあったんや」
「なるほど(あ~、な)」
「これってさ、訳はさ、『メアリーは、彼の言葉を聞いて驚いた』やんか。ちゅうことはやよ、〈彼の言葉を聞いた〉のが先、それが原因・理由でメアリーはそれを聞いた後に、驚いているんやろ。不定詞の部分『to hear his words』は、驚く前に、起こったことやん。『未来志向』やないやん。分けわからんて」
「落ち着け、落ち着け、A乃。分かったって。(さて、どこからいく?『to』の性質も絡めていくか…いやいや、それじゃ、時間が足らんな…)要するに、参考書には、不定詞は『未来志向』って書いてあるけど、この文は『未来志向』じゃないやん、ってことを説明して欲しい、ってことやろ」
「うん」
「Niceな質問や。あのな、自分のプリントを見て欲しいんやけど、『未来志向』って言葉、不定詞を教える時に、使ってないの、気づいてる」
「それは、じゅうじゅう承知の助」
「…。えっと、『不定詞』って大きく3つ用法があったやろ」
「あ~、『名詞的用法』と『形容詞的用法』『副詞的用法』とか…」
「まあ、〈to do/be~〉は、『動作・状態の説明』で、それぞれ 『名詞的用法』は「~すること』、 『形容詞的用法』は、『~する(ための)』と前の『人ものコト』を説明する形、 『副詞的用法』は『~するために、~して』が目的・理由・原因の説明、あと、『結果~になる(なった)』っていうような表現もある」
「うん」
「その『不定詞』が、すべてがすべて『未来志向』ではないんよね。確かめてみような。『お昼はうどんが食べたい』は何て言う?」
「えっと、『~したい』は、〈want to do〉やから『食べたい』は〈want to eat〉、I want to eat udon for lunch.でいい?」
「おう、ええよ。これは、『未来志向』、それとも違う?」
「これは、『未来志向』じゃん、これはさすがにだいじょうぶ」
「じゃ、この文を『食べたかった』という過去形にしてみて」
「さすがに、イケるよ。『I wanted to eat udon for lunch.』やろ」
「A乃、この塾に入った頃、ゼンゼンやったのに、すごい成長やな」
「…(相変わらず、口、悪いで、センセ)」
「で、これって『未来志向』?」
「?????う~ん、『過去形』の文やしなぁ」
「いやいやいや、そこやないやろ。夏期講習の『英検』の特別授業の時やったやろ。難しいことは言わん、 『言っている、書いてある〈動詞〉の時点』で説明部分の〈不定詞〉の内容を『まだしてない』か『その後にするか』を考えるのが大切なんやって」
「そうか、過去形であっても『wanted』の時点でまだ『うどん』をまだ食べていない、から、これは『未来志向』と言える」
「そうや、この『まだしていない』『その後にする』、さらに言うと『同時』なのか『前にしたこと』なのか、の検討は、不定詞・動名詞の使い分けにおいてだけではなく、『英語』の『時制』を考えるうえで重要なんや。で、ここまでが、「want ~したい/ hope ~を希望する/ plan 計画する、予定を立てる/ decide ~を決める/ promise ~を約束する」のように、未来の表現に対して相性のええ『動詞』の後ろの『to do』の話。これは『未来志向』と言ってもええ」
「何となくやけど、さっき質問した『Mary was surprised to hear his words.』が『名詞的用法』とは種類が違うのが、分かったような気ぃするわ」
「まあ、あせるなって。じゃあ、次な。A乃、部活、何部やったっけ?」
「テニス部」
「じゃあ、『私はテニスをするんが好きです』って言ってみるか。今度は、未来の動作と相性のええ『動詞』以外でも考えてみよう」
「I like to play tennis. か I like playing tennis.」
「Good.で、2つの文の違いは?」
「ほぼ一緒やん。定期テストでは『=』の書きかえで出てたで」
「ま、一応、『講習』ではちゃんと説明したんやけどな…これって『≒』やねん。ま、授業も速かったし、『問題』だけ解ければええ、って生徒がほとんどやからな、仕方ないか」
「G太はこれ、知ってるんやろ、センセ。ウチ、アイツと『ライバル』やねん。絶対英語『5』とって定期テストや模試の点数でも抜いてやるって思とるねん。あの時は、塾に入ったばかりやから分らんこともあったけど(センセの説明けっこう独特やから慣れるまで大変やねん)、今は、ちゃんとセンセの授業、真剣に聞いてるやん。教えてよ」
「分かった分かった。細かく言うと『like to play』のほうは、好んで「選ん」だり「習慣的」に行っているしていること、『like playing』の方は実際に『楽しんで』していたり『経験』したりしていることを表す、と言われてるんや。例えばや、『早起きを好む』だとどうや」
「自分だったら、好きでいつも、って言うよりは、学校へ行くため、とか健康のための習慣って感じかな。I like to get up early. って言うわ」
「これは、『未来志向』?」
「え、いや、何かちょっと違う。日常で両方とも、繰り返し行われていることの「好み」の説明。「述語動詞」の「時制」と「同時進行」っていうか、「現在形」の「習慣的」なヤツの説明って言うか」
「それでええよ。『名詞的用法』といえども、すべてが『未来志向』と相性がええわけではない。『未来志向』と言う言葉を教える人たちが、『分かりやすい』と思って使っているとしても、それを『強調』することによって『断定』のイメージにつながってまうと、『混乱』する生徒は出てくるよな。ま、「to do」よりも、逆に「doing」が「同時(していること・よくしていること)」「過去(していたこと・経験したこと)」のイメージで使われることが多い、というのを押さえとくのも一つの方法や」
「な~る。ちょっとだけ分かってきたわ。『現在進行形』に『always』がつくと『いっつも~ばかりしてんねん』って、そういう風に考えると出てくるね」
「A乃。後で、帰るときに『不定詞』のプリント出すな。今日は全部説明しきれんわ。『未来志向』ってことにこだわると、A乃の質問した『文』だけじゃなくて、『不定詞』全体に触れる必要があるんや。きりのええとこまで、行くで。ちょっと駆け足やけど。次は『テニスとすることは楽しい』を英語で言ってみて」
「これも、2つあるよね。Playing tennis is fun. とTo play tennis is fun. これも、書きかえの問題で出てくるやつ」
「あのな、実は、これ、To play tennis is fun. の方は結構『ネイティブ』の人から違和感がある、ふつう言わないよ、古いんじゃね、格式的だよって不評なんよ。『It is fun to play tennis.』と不定詞を後ろに回す形は問題ないみたいなんやけどな。これは、ちがいがあるとすれば、どこやと思う」
「う~ん。さっきの話だと『To play tennis is fun.』の方は、日常的に普通にテニスをするんが好き、『Playing tennis is fun for me.』は、なんか躍動感が感じられんねんな、実際にテニスしてるときとか、する前後は、この表現を使ってもええかも。例えばやけど、『電車で遊ぶんはダメだよ』ってときも、電車の中で実際に子供が遊んでるのを注意するときなんかは、『playing on the train』 で、一般的に、電車で遊ぶことは、って言うときであれば 『to play on the train』なんかな」
「翻訳サイトやと、It’s not good/ wrong to play on the train.の形が最初に出てくるけどな。『普通』『一般的に』考えて、って言うときは『to do』を使うことが多いかな」
「ふ~ん。これって It’s wrong playing on the train.とは言えないの?」
「あ、それな。悪いけど、それは、また、くわしく話するわ。今日はカットさせて。でもな、『書きかえで〈同じ意味〉』って言われても、考えてみるとけっこう深いんやで。だって、わざわざ違う表現にしてるわけやろ。ま、〈to do〉と〈doing) 両方取れる『動詞』、今日渡すプリントにも載せてあるんで確認してみて。ところで、A乃、『Nice to meet you.』 と『Nice meeting you.』の違い分かる?」
「また、問題~?最初のは、『初めまして』『お会いできてうれしいです』やろ。『Nice meeting you.』は…」
「さっき、『doing』の持ってる性質やったやろ」
「そっか、これって、実際に会って、『ほな、おおきに』ってときに使うヤツよね。『お会いできてよかったです』やね」
「じゃ、今日の最後な、後ろが〈to do〉と〈doing〉で意味が変わるヤツな。『食べる(もぐもぐするのを)を止めて』は英語でなんて言う」
「Stop eating.」
「はんなら、『Stop to eat.』の意味は」
「え、食べる、食べる、これから食べる、まだしてない…食べるために立ち止まる?」
「そうや」
「え、『~するために』、これって、『不定詞』の『副詞的用法』じゃん」
「そうよ。知らんうちに、違う用法、黒板に並べて教えられてんねん、自分ら」
「そんな話、ある?」
「まあ、まあ。これって『未来志向』?」
「これは、『未来志向』っていえる。だって『立ち止ま』ってから『食べる』から」
「もう一ついっとくか、『トムはその問題を解こうとした』は?」
「『tried』の時点で問題は解けてない。『不定詞』やね。Tom tried to answer the question. なんか、ウチ、イケてるんじゃね。で、『Tom tried answering the question.』の方の訳は…Tomはその問題を解くのを挑戦した…その問題に挑戦し続けた?え、何?これ、どういう意味…」
「ま、『try doing』は『試しに~したみた』って訳すとうまく行くことが多い」
「んじゃ、『Tomは試しにその問題を解いてみた』が正解?」
「そうや。こういう風に勉強しておけば、無理に全部『暗記』せんでもええやろ。他に中学校で習うこのタイプの動詞には、『forget』なんかもあるで」
「なるほどね。センセが不定詞の授業で「未来志向」って言葉、使わんかった理由が分かったような気ぃするわ」
「(そこ?そこじゃねぇやろ)あ、A乃、玄関にいらっしゃるの、お母様じゃね。心配して迎えにきてくれたんじゃ」
「せっかくええとこやったのに…まだ、ウチの質問した文の説明、聞いてないからね。他にも聞きたい文あんねん。I woke to find myself on the sofa at home.とか。明日、ガッコ終わったらソッコで来るから、センセ、予約やで、予約。約束な」
「ちょちょちょちょ・・・(ま、明日、見るのはええとして、その例文、ワイが去年の中3生に〈酔っ払い親父の『不定詞』構文〉って、教えてたやつじゃあ…なんで…どっから???)」
★多くの方に記事に読んでいただきありがとうございました。少しだけ、『不定詞』に関する質問内容に関する記事を書いてみました。
9月 第3週土曜 もうすぐ止みそうな霧雨がやさしく肌に触れる中、最近、母がお気に入りの「塩麴仕立てのあじ御飯」を求めて近くのコンビニに向かう
★実は、この「弁当」、近くのコンビニだと、朝の早い時間帯にしか置いていないことも多く、棚にないことも多い。92歳の母は、もう、遠出はできない。せめて、好きなものを食べて毎日を楽しんで欲しいと思うのは、「子心」というものやろ。
★幸運なことに、今日は、1つ棚に残っていた。コンビニものだと「肉じゃが」も好きなので、これも、橙色のカゴに一つ放り込む。
★まだ、早朝の気温が「10℃」以下になることはないが、今年は、久しぶりに北海道の秋らしく、日ごとに涼しくなってきている。
★徒歩5分圏内にある唯一の自販機は、まだ、ホットの表示はついていない。コンビニにまで、飲みながら歩くと、体が冷えるのが嫌で、パスをした。去年は11月を過ぎても変わらなかったが、今年はどうか。
★最近の朝の一杯は、スタバの「BREWED BLACK」のペットボトルだ。自分が使っている「ネットショップ」で買うと、かえって高くついてしまうので、しばらくは、コンビニで買うことになりそうだ。自分にとっては、なぜか、涼しい朝に飲んでも飲みやすい、何より「冷たい」という感じ受けない不思議なコーヒーだ。


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