日記 八十七の巻

7月 第5週火曜 日本の大学生の「読書速度」って黙読、文庫本「1P 約600字 /1分前後」らしいで。音読だと400字~600字前後やって(内容にもよるやろけど)、まあ、音に出す分だけ時間がかかるんで当たり前やけどな。黙読は、「目」で追って「頭」で素早く理解、音読は、「目」で追いながら「自分の声」と「それを聞きなおす耳」と「頭」でさまざまな場所を使っての「理解」とのハーモニー

★ってことは、「250P」の文庫本、ま、音読する人はあまりいないやろから、黙読だと、2時間半~4時間程度かかる、っちゅうことやん。本好きなら、1冊の本で2時間半楽しめる、とも取れるけど…。本なんかより、「ゲームじゃ」「カレシや」「バイトや」「部活や」って人は、やっぱ本も開かない日々を送るんやろね。

★ただ、言えることは、例えば、「夏期講習」の国語の宿題で「800字前後」の「説明的文章」や「物語的文章」が出された場合、単純計算で「2分」あれば読めることになるんよな。たった2分で、少なくとも、普段本を開かない生徒であっても、「黙読」とまではいかなくてもや、テキストを開いて「ざっと全文目を通す」ことはできるんやで。

★たった2分、これを「ドクサッ」がれば、「2分」が2日目で「4分」、「2分×3」が3日目でで「6分」…比例的にまじめに「宿題」に取り組んでいるライバルと「読書量」に差が出てくる

★「夏期講習前」までに、ライバルが読んでいた量がキミよりもすでに「15,000ページ」多い状態で、夏期講習初日から、毎日「800字」程度の「課題」が出されていた場合、その式は、その分数の差を考えると、y=800x+15,000 と立てることができる。

・すでに、ライバルは、勉強好き、読書好きで「夏期講習」前に「15,000字」を読んでいる…。ライバルが4日間、真面目に「宿題」をこなした、とすれば、その「字数」は、「800字×4日分」で「3,200字」。これに、すでに、差がついている「15,000字」を加えると、「18,200字」の差だ。

・ちなみに「夏期講習」が「25日」ある場合は、「800字×25日分」で、「20,000字」読みの量の差がつく。テキストではなく、実際に「本」を読んだ方がええ、ちゅうんであれば読めばええ。でも、「宿題」ちゅうのは一種の「課題図書」やからな。将来の入試のために今、読んだ方がええ問題を「塾」の先生が「宿題」として出しているのであれば、今、それに真剣に取り組むんは、悪いことではないし、無駄にはならない確率が高いよな。

「長い人生、どこかで本気出したらいいさ。そんな字数すぐに埋まるよ」と思うかもやけど、「塵も積もれば山となる」で、受験前には、本気で取り組まな、なかなか埋まらん「差」になるで。「数学」で言えば、例えば、1日1問、入試問題にチャレンジする、ということであっても、やらない人との差は、1年で単純に「365」題の差がでるからな。

たった2分、真剣に読んで、「15分~20分」考えて、設問に取り組んで終わりや。そうすれば、次の日の「解説」も全部無駄にはならん。読みもせずに答えを写すだけだと、意味がない。答え合わせをすればするほど「俺の答えのどこが悪いねん」という疑問が湧いてくる。のであれば、次の日、当てに行けばええわな。そのほうが、満足感も得られる。たかだか、「800字」の問題の答えを見つけられん状態で、「1,200字」(原稿用紙3枚程度やけどな)以上の「文章」が出題された場合、その答え、普段、文章を読まない生徒が「試験時間内」にさがせます?

・「読む」ことによって、読めない漢字や言葉との出会いもあるやろ。何より、文章を読むのに慣れることができるのが「デカい」で。

入試前に「文章読めません」「読んでると解く時間がないんです」の正体の8割が冗談ではなく「これ」な。「本番何出るか分らんのに、こんなの読めるか」と言う生徒に限って、そもそも「読まない」「読めない」生徒が多いよんね。

「わけわからんもの」「覚えられないもの」「きらいなもの」こそ「音読」がお勧めやで。音読すれば「少し分かる、気づく」こともあるし、「読んだるわ、ボケ」と思いながら大声を出していると、なんとなく分かってくるくともあんねん。同じ、「日本語」やねんから。関係ないけど、二次方程式の公式だって、けっこうな数の生徒、「声」に出して「2a分のマイナスb、プラスマイナスルート、bマイナス4ac」ちゅう呪文、教室でトナエトルで。呪文をとなえられることと「解けること」は別やけど。国語もまず、「読まな」始まらんのよな

★どうせ、「夏期講習」を受けるのであれば、時間を無駄にせんように、力をつけて欲しい、そのために、国語の宿題も「読書量」にしてまえ、そのくらうのつもりでやって欲しいな、ちゅう話でした。