第一回 中1で英語が嫌いにならないために…

2021年9月20日

定期テストの前に知っておこう!

中1で単語が苦手にならないために…その1

  • 中学校でも塾でも、「単語のテスト」のための暗記が嫌いな生徒の出る時期だ。
  • 小テスト、中間テスト前に、何とか生徒に単語を覚えて欲しいと心から願う英語担当の先生がそろそろ単語を覚えるための「みんな嫌がる練習プリント」を配布しているはずだ。
  • 新中1「初めての定期テスト英数100点」を掲げている塾でも、「小テスト」で満点が取れるまで生徒を残したり、間違えた問題を「20回」以上書かせたりしているかもしれない。たしかに「一学期、中1中間テスト英数100点」は魅力的だけど、その点数、中2や中3まで維持できる生徒は少ないんだ。
  • 以前、勤めていた塾で、面談したお母さん達が「最初の中間テストだけですよ、100点。額に入れてとっておきたいわ」と冗談交じりに言っていたのを思い出す。
  • この四月から、「対面授業」「リモート授業」いずれも休講中、いったん教室を閉めた「竹立塾」だが、過去6年間、一度も「単語の小テスト」をしたことがなかったんだ。
  • 単語の「テスト」をしなくても、定期テストで「100点」を取る生徒もいたし、中学では、中2、中3で「5」や「4」を取り続けた生徒もいる。高2、高3で「コミュニケーション英語」や「英語表現」で「10」「9」を取る生徒もいたんだ。今、このサイト作成を手伝ってくれているN君は、「竹立塾」で「英語」「現文」「古文」「漢文」を勉強して1年で念願の「国立大学合格」をつかみ取ったんだよ。今、彼は「TOEIC」で900点以上を狙って勉強中。
  • 大切なのは、何回「小テスト」を受けたか、何回「書いたか」じゃないんだ。
  • ピアノだって「先生、こんなに練習しました」とは言ってみても、「最後まで通して弾けない状態」だったら悲しくなるよね。それって、練習量が足りないだけのかな?
  • 問題は、ピアノでも英語でも「練習」の時、どういう気持ちで何をしたか、だと思うんだ。
  • ピアノを例に挙げれば、「つっかかる部分」「止まる部分」の原因、「左手が動かない」「フレーズが難しい」などをさがし、「ゆっくり」なテンポで、まず、片手で練習してみる。さらに、両手で練習してみる。速度を上げて練習する。できれば、指定のテンポより少し速いテンポでも曲調が表現できるようにする。
  • この時点で、本気で弾けるようになりたい、と思っている人は、だいたい苦手な部分は何となく「暗譜」ができているはずだ。
  • さて、ここからが大切。苦手な「部分」を演奏中意識しないためにも、前後をつないでうまく弾けるかどうか練習しなければならない。多分、一曲の中に何か所か練習しなければならない部分があり、集中的に練習する必要があるんだ。
  • 最後に「一曲」を通して弾けるかどうか確認する。
  • 「英単語」のテストもこれと一緒だ。まずは、「本気」でできるようになりたい、と思って勉強しよう。
  • まず、スペリング、4線の位置に注意しながら、「p」や「q」「g」「f」「j」「y」などの小文字に注意しながら、ゆっくり25題なら25題を書いてみる。ここで間違えるとアウト。いい加減な単語は、教科書やテキストを見て確認。
  • その時に、書けなさそうな単語は印をつけておく。
  • 二回目。「何も見ないで」25題なら25題書く。チラ見確認禁止、ここが大切。多分、「dog」とか「cat」とか書ける単語もあるはずだ。
  • 「書けなかった単語だけ」何回か練習する。その際、一回一回、発音、スペリングを言いながら書く練習をする
  • 二回目に書けなかった、今練習した単語だけを「見ないで」書いてみる。例えば、15個できない単語を練習したのであれば、その15個を自分で「小テスト」してみるってこと。
  • 「一発で決める」…テストのつもりで、25題全部書いてみる。
  • 間違えた単語をもう一度覚え直す。今度は、覚える単語が前よりも少なくなっているはずだ。実際は50題、100題の場合が多いので、挑戦する問題数を小分けにして練習してみよう。
  • 自信がなければ、最初に何回か練習してから上の方法をとってもいいけれど、結局、その場はできても、「テスト」の時になると、緊張して忘れる、「o」なのか「a」なのか迷う、ような単語が出てくる。例えば「brother」を「brather」と書いちゃったり、「work」と「walk」がわかんなくなっちゃったり…。ローマ字にひっぱられるな、と言われてはみても、「わからなくなっちゃう」とどうしても「発音」も「つづり」も「ローマ字」が浮かんじゃうのが多くの日本人の悲しいところ。
  • 「間違えたら、10回、20回書けばいいんだろ」「20回書かせておけばそのうち覚えるだろ」「直しがいやなら家で練習してくんだろ」なんて、生徒も講師も後ろ向きの気持ちじゃ、なかなか点数は伸びないよね。
  • 「授業後も残して勉強見てくれる、面倒見のいい塾だ」なんて喜ぶのはお父さん、お母さんだけ。通っている本人たちはイヤイヤ「ノルマ」をこなしている、教えている講師は「コイツ、なかなか覚えねえな」なんて内心感じているんじゃ、お互いに悲しいよね。
  • 単語を覚えた後は、実戦だ。覚えた単語を「文」の形で使ってみる。教科書に載っている文を「読んで」「書ける」ところまでできれば、テスト直前にあせらなくてすむ。実際、高校生の「子コミュニケーション」の教科書を「音読」できて「和訳」できて「英語で書ける」のであればかなりの腕前だ。中学校で配布されるワークの別冊に、「並べかえ」の冊子を持っている人もいるよね。この冊子、結構役に立つんだ。絶対に答えを見ないでチャレンジしよう。覚えた単語を文の形で「読み書き」できることが、キミの英語の勉強を楽にするからね。