日記 二十四の巻

2025年12月9日

12月 第1週土曜 また、雪降りそうなんやけど…

▶冬靴のスパイクが、そろそろアウトや。去年は、12月まで、コンクリートが見えとったのに…。

▶夕刻「ミッシェル・カミロ」の「Why not?」を聴く。そういえば、ギタリストの「トマティート」と演っとった「Spain」もメッチャ良かったんけど…CDどこにいってもうたんかな…。

12月 第2週日曜 晴れてたから、買い物しようとしてん…

▶明日、雪の予報が出ているので、午前中に、母の好きな「鮭の弁当」「いなり寿司」でも買うてこようと外に出る。エレベーターのあたりから嫌な予感

はしててんやが…痛い、痛い、腰と太ももの横、ひざがメッチャ痛い…

・最初は、「1,2,3,4…」と数を数えながら一歩一歩足を進める…いつもなら、600歩ぐらいから少し楽になるはずやと自分の体に言い聞かせながら…「あと10歩でとりあえず、自販機や」と思った瞬間、なぜか、昔の「面談」のことを思い出した

母親:(子供に)「塾の先生に怒られるから宿題しなきゃダメでしょ」(自分に向かって)「先生、宿題しないの、怒ってくださいよ」

自分:「???…(誰のため、何のための宿題なん)」

たいていの塾では、入塾時に、「私たちの言うことを守って勉強してくれれば、成績はきっと伸びますよ。任せてください、がんばりましょう」みたいなこと言われてとるはずやねん。これ、けっこう危ない言葉よね。「きっと」はこの場合「推測」よな。さらに、「私たちの言うことを守って」には、「宿題は必ずしてくださいね」ちゅう意味も込められてる場合がほとんどや。

そして、たいていの生徒は、このセリフに対して「はいっ」ってええ返事するんよな

親御さんが、「宿題の量」をいくら気にして「宿題、多いと困ります。学校の宿題もあるんで」と聞いても、「クラス」や「他の生徒」がこなしている平均程度の宿題はこなして欲しい(私立に通っていて鬼のように宿題を出す学校は別やで…例えば、4STEPと同時に青チャートを宿題に出すとか)、ちゅうのが講師側の考えや。

…宿題…真面目な生徒はちゃんとやる、そして、やらない生徒はどの塾にでもおる。抜け目のない塾講師は、休み時間に、次の教室を必ずのぞく…慌てて宿題をする生徒、適当に記号の問題だけ解く生徒、隣の席のヤツの答えを写す生徒、宿題のことなど忘れて楽しそうに会話する生徒、家で宿題を終わらせて文庫本を開いている生徒…ちゃんと授業前に下見にいくんや。

・「宿題」はもちろんできるなら、自分でこなすにこしたことはない。

・が、さっきも書いた通り、宿題をする生徒もいれば、宿題をして来ない生徒もいる、それが現実だ。逆に、宿題をしていないくても、得意教科なら、指名されても「即答」できてまう生徒もいる。ま、そういう生徒には「授業中」当てないようにしとったけどな。もちろん、宿題をした方が「伸びる」と思う生徒には、何度も声はかけるで。

▶実は、塾にとって「宿題」はある意味「親御さん対策」でもあるからな。「宿題」を出してくれる塾の方が「安心」で「面倒見がええ」って思う保護者も多いんや。

宿題をしてこようと、して来まいと、何とか「入試」突破に向け、どの生徒にも向き合う、それが塾講師。

▶買い物をあきらめて…缶コーヒーを手に自宅に戻る。アマゾンもええんやけどな、段ボールの処理が意外と大変なんよね。

12月 第2週月曜 雪の降りだした夜に、フライパンで作った湯豆腐で、体を温める

▶たまたま、白だしがあったので、湯豆腐を作る。昼すぎ、母の知り合いから水菜をいただいたので、洗って切って、なべ代わりの「フライパン」に入れる。いい感じにぐつぐつ鳴ってきた。

・ポン酢で食べる。まずは豆腐、「う~ん、うまい」。続いて「水菜」。ん、こいつはちょっと…。結局、豆腐だけつまんで、母の寝床の準備をする。

▶午後11時15分。地震。震源は青森県東方沖。

・少し長めの序奏のようなS波の後、気持ち悪い回転するようなP派が襲ってきた。揺れが大きくなった時点で、慌てて自分の部屋を飛び出し、母の寝室に行く。少し大き目の地震だが、物が落ちたりずれたりはしなかったので少し安心する。列島全体で、浅い地震が続いて正直不気味だ。この規模の直下型地震が来たら、と思うとぞっとする。

・TVでは、「津波情報」がずっと流れている。「高台」に避難するんはもちろんなんやけど、「暗闇」の中やし、凍っとるところ、もある、場所によっては「熊」に出会う危険性もあるんで、今後、避難の仕方も工夫が必要になってくるんちゃうやろか。

12月 第2週火曜 雪が舞う季節に、深夜の地震で、逃げまどうという危険

▶昨日の地震のことで、避難の危険性のことにちょっと触れた。北海道の車社会の重大な問題が発覚していると思うんや。函館では、避難のため渋滞が起きた。これに、「ブラックアウト」が加われば、事故の危険も高まる。他にも、高齢者は携帯電話を持っとらん方もおる、連絡がつかん場合もあるやろ。寒い中、足元が悪い中徒歩で、視界が悪い中車で、避難所や高台に向かえば、インフルエンザやコロナ罹患の恐れもある。

・もう、これ、ホンマ、一人一人がしっかり気を持たんと、大パニックになる恐れ、あるで。

▶被災された方々が、一日でも速く、日常を取り戻すこと、心から願うばかりや。

▶地震、以前より浅い震源で、揺れの大きな地震が増えているような気がするけど、実際どうなんやろ?