日記⑨北海道新幹線、札幌延伸に新たな光! 東京ー札幌間、飛行機が飛ばない大雪の日」… 新幹線なら「爆走」可能!!…英作・面接用にも使えるで~、用意しておくとオモロイかも…

2025年3月1日

「雪」を意識して登場した「東北新幹線」

★★★2025年、2月4日、帯広の「大雪害」を皮切りに、2月19日現在も北海道北部、東北、北陸の日本海側、近畿、中国地方の一部に被害を与えている今年の「居座り寒波」。しかし、この大雪の中、東北・北海道新幹線は、遅延しながらもしっかりと走行していたことをご存じだろうか…ま、最近新幹線は色々と問題を起こしていますが、今回は「雪」に関してということで…。

★もともと、北海道新幹線(新青森~現在の北海道の終着駅「新函館北斗」)や秋田新幹線、山形新幹線などと相互直通運転をしている東北新幹線は、営業キロ数 674.9Kmと東京駅と新青森駅間を結ぶ、北へ向かう日本の大動脈。2010年(昭和57年6月)に全通したこの新幹線、実は、東海道新幹線の開業時の「雪害」(今でも米原付近の雪の被害の話はニュースでよく出てくる)を踏まえ、徹底した雪対策を行っている。

★コンクリート版に枕木を取り付けた「スラブ軌道(一部北上川橋梁区間はバラスト軌道)」、線路わきの空間の貯雪スペース。豪雪が予想される区域は、高架橋を設け、前頭部に「排雪器(スノープラウ)」をつけた車両が雪をかき分けながら走行する。車両床下を守るため、厳重なカバーもついているのだ。

★駅などのポイントには、電気温風式のヒーター、温水ジェット式の融雪・除雪装置、地形的に吹き溜まりが予測される場所には防雪柵と「雪」にはかなり強い路線となっている。「雪」の影響をあまり受けない「トンネル走行」区間もポイントの一つ(青函トンネルとか、めっちゃウルサイけどな…)。

立ちはだかる「5時間の壁」

★★★さて、「飛行機を使うか、新幹線を使うかを分ける」大きなポイントの一つは「時間」だ。いわゆる「5時間の壁」である。当然、飛行機の移動の場合、空港までのアクセス(結構主要都市から離れている空港は多い)、搭乗までの待ち時間なども考えて利用することになる。列車であれば、載っている時間は長いが「駅to駅」である強みがある。逆に、飛行機なら「東京―札幌(千歳)」であれば「フライトの拘束時間」は、2時間を切る。とっと降りて「エアポート(JR)」に乗ってしまえば、1時間後には札幌でラーメンを満喫できる。対して、新幹線を使った場合、「東京ー函館北斗」間の「乗車による拘束時間」だけで約4時間前後。この「新函館北斗」まで4時間前後という長さは、実は「札幌延伸」にとって、結構微妙なのだ。

一例を挙げると、

〇飛行機を使う場合…
東京駅を午前6時22分に出てモノレールを乗り継ぎ、羽田に向かった場合、
午前7:30羽田発のフライトで9:00に新千歳空港着、
エアポートに乗り換え、札幌には10時20分に着く。

〇東北・北海道新幹線を使った場合…
東京発午前6:32分、新函館北斗に午前10時53着、
午前11時05分「札幌行き特急」に乗り換え、
札幌に午後2時41分着

 出発は10分違いだが、札幌到着の時間には大きな差が出てくる。飛行機で行けば、さっきも書いたが「昼飯」は札幌でラーメン、小樽で海鮮丼やかにが食える計算。新幹線の「グランクラス」で優雅にサービスを受け、ほろ酔いのまま北海道に入るのもいいが、実は、「新函館北斗駅」からの「札幌行き」の「特急北斗」はインバウンドで結構混んでいる(大沼公園、登別、洞爺などで観光客が乗降し、デッキ(簡単にいうと出入り口)はスーツケースが左へ右へのダンス状態で結構通り抜けるのがキツい時もある)…この意味においては、全席指定の新幹線の「札幌延伸」が望ましいのかもしれない(個人的には、特急列車の到着前、早くからホームに並んで自分の好きな自由席に座るのが好きなんやけど…どんどん道内の特急は全指定に変わって来とる…)

 例では、札幌まで飛行機で4時間強だが、果たして札幌延伸後、5時間以内で「東京ー札幌間」を結べるか否か。また、拘束時間が短いフライトを選ぶか、駅-to-駅の新幹線を選ぶ人が増えるのか。

 実際に「グランクラス」に乗車すると分かるが、インバウンド前の閑散期は「新青森ー函館北斗」間が、「貸し切り」状態になることもある。「採算」も含め、仙台からなら、盛岡からなら、大宮からなら「札幌」まで利用する乗客がいる状態にするためには、便利さの他のも一工夫が必要になってくると思われる。

★もちろん、新幹線の中では、席を離れたり、途中停車駅でデッキで新鮮な空気を吸ったりということもできる。一方、飛行機側には「格安チケット」で「短時間」で移動できるという強みもある(北海道新幹線は自由席なしの全席指定だ)。「東京から北海道」ということになればやはり、飛行機の方がまだまだ有利なようだ。「グランクラス」で優雅に過ごすことも考えられるが、「カシオペア」の「個室寝台」で「終着札幌」までゆったり朝まで過ごすのと比べると、新幹線の「4時間前後」という乗車時間、現行の料金では心ゆくまで「満喫」とまではいかないかもしれない。

・実際に、「新青森」までの利用であれば「新幹線」を利用する、という人も多いようだ。一方、「函館市」が目的地であればまだしも、「札幌」を目指すのであれば「新千歳国際空港」や「丘珠空港」を、「帯広」や「釧路」「旭川」など道東や北海道の内陸を訪れるのであれば、やはり最寄りの駅に近い「空港」を利用する人が多くなるのは、北海道の広さを考えると、当然のことと言える。「道内全域」への移動ということを考えれば、「北海道新幹線」は今のところ不利だと言わざるを得ない。

・他のユーチューバーの方たちも動画にあげているが、北海道は広いので要注意だ。「札幌」から「稚内」、「札幌」から「網走」、「札幌」から「釧路」は観光を考えれば一日で移動する工程としてはかなりキツい。例えば、「岩見沢」から「札幌」に遊びに行く、「広尾」から「帯広」に遊びに行く、「留萌」から「旭川」に遊びに行く、というのは道民でもよくあるパターンだ。ただ、「帯広」から「札幌」に、あるいは、「函館」から「札幌」にライブを見に行く、買い物に行く、となると、かなり気合がいる。主要都市間は、「特急列車」で最低「片道3時間(以上)」と踏んで余裕を持った移動をお勧めする。

★★★さて、現在、「北海道新幹線」は、「札幌延伸」を目指し工事中。しかし、2030年冬季オリンピック・パラリンピックの札幌招致活動が停止され、また、人出不足、トンネル工事の難航など様々な理由が重なり、完成までの道のりに時間を要している状態だ。北海道民の中にも、「新幹線」って本当に必要?と疑問を持っている人もいることは間違いない。

「雪」という災害の特殊性と「降雪時」も力強く走行する「東北新幹線」

★★★「大雪」と言うのは、「転倒の危険」や「除雪の大変さ」「車の立ち往生」などとともに「飛行機の欠航」「高速道路の通行止め」「列車の一部区間または特急列車走行区間の運休」を発生させ、日常生活や旅行、出張の「移動」において大きな影響を及ぼす。

★★★しかし、「東北・北海道新幹線」は「大雪」の中でも、遅延はすれども目的地に着く可能性の高い「乗り物」であり、場合よっては「物資輸送」の可能性が十分ある輸送手段なのだ★★★

「北海道新幹線 札幌駅」の特徴

★★さらに、「北海道新幹線」の終着駅「札幌」のホームは多くの新幹線駅とは違い、完全に「札幌駅隣接」なのだ。何が言いたいか…飛行機で「東京」に降りる。表示は「東京」でも、降りるのは「羽田空港」や「成田空港だ。そこから最寄り駅まで電車で小1時間以上はかかるだろう。新幹線で「青森」に行く。「新青森」から「青森行き」の列車に乗り換える必要がある。新幹線で「函館北斗」駅に着く。「函館」に行くには別の列車に乗り換える必要があるのだ。そう、「新幹線の札幌駅」は「札幌駅」の隣(構内を移動する距離にあると言っても過言ではない)にあり、乗り換えなしで「いきなり着型」の数少ない大都市型新幹線駅なのだ。

・さらに、新幹線「札幌駅」は完成すれば「雪害」の際の機能性に期待することができる。「新幹線」が開通すれば、「羽田」や「成田」で飛行機が欠航したときに、乗り換えなしで「東京駅」から「札幌駅前」まで新幹線で運んでくれる可能性があるのだ(これこそ、まさに「駅to駅」やろ)。逆に、札幌駅までたどり着けば、観光客であろうと、札幌市民であろうと、出張で道内に来ている人であろうと、「大雪」で、飛行機が飛ばなくても、高速道路が通行止めになろうと、ヘリが飛べないような「大雪」の中であっても、目的地が路線上にあれば、その場から、青森・仙台・東京方面に行けるのだ。場合によっては「急病人」を運ぶことも期待できる。もし、「災害時」に乗客が少なければ、新幹線の路線上に困っている地域に「物資」だって輸送できる。

東北新幹線の雪に強い遺伝子を受け継ぎ、雪を避けるためにトンネルを最大限活用(この部分だけが自然環境の破壊などにつながらなければよいと思うんよね…別の意味で…まさかとは思うが「ヒグマ」と衝突なんて新たな問題が出てくるかもしれん…そうならんことを祈る…)可能な「北海道新幹線」が札幌まで延伸されれば経済効果とか、観光需要以外で…「北海道新幹線延伸」とともに、「今までに経験したことのない冬」が北海道にやってくるかもしれない

ただし、「新千歳国際空港」が利用客が多い重要な北海道の「空の玄関」であることには変わりない雪が止み「曇り」「晴れ」の天候になれば、「道路」より圧倒的に回復力が速いし、長い距離の除雪が必要な「鉄路」よりも機材さえあれば数段「空路(飛行機)」は強い。この意味で、「帯広」の件でも触れたが、「新千歳国際空港」までの「地下鉄(札幌ー新千歳)」の整備も同時に「北海道」や「札幌市」が進めたらええのに、と思う次第だ…冬の長距離移動はやはり「道路」よりも、「鉄路」「空路」だ。「鉄路」と「空路」の連携がこの先重要になることは間違いない。昔、駅の建物内の通路を歩いて空港に直接行ける、「南千歳駅」ができた時の「感動」を再度、別の形で「北海道」には実現して欲しい

…と言うことで、ここまでお読みいただきありがとうございました。

★★★今日は「寝る前ラジオ」という形式ではありませんが…ここで、本日の「英作文の種」といきたいと思いま。入試面接での「最近の気になった出来事」などでも使えるで~

 私は、北海道新幹線(Hokkaido Shinkansen Line)の「札幌」延伸(extend to Sapporo)に賛成だ。 経済的な効果をもたらす(bring the economic benefits)だけではなく、「大雪の際(in case of heavy snow)」の移動手段として(as a means of transportation)も重要な役割を担う(it could play an important role)ことができると思うからだ。

 例えば、2025年2月の大雪の際(in February 2025, when a heavy snow hit Hokkaido,)次々と国道は通行止め(national highways were closed one after another)となり、飛行機も欠航し(airplanes were cancelled)、観光客や道民(local residents…この場合、the people in Hokkaidoの方が書きやすいかもしれん )が移動手段に困る中(無理な表現は避けて were not able to travelとかwere unable to move to another place/locationでもええ)、「東京ー函館北斗(between Tokyo and Hakodate Hokuto)」間の「北海道新幹線」は遅延しながらも(despite some delays)運行していた(operated/ ran)。

 雪に強い「新幹線」(high performance for snow)は積雪の多い地域(regions with heavy snowfall)は特に魅力的(espercially attractive/ has great pawer/ be beneficialなどでも伝わる)だ。 今後、旅客用だけではなく、物資の輸送が「新幹線」で可能な(can transport/carry goods as well as passengers)のであれば、将来作物の輸送手段として(it is expected to be used as a means of transporting crops )も期待できる。北海道で育った人間として「北海道新幹線」が北海道に明るい未来を与えてくれることを希望する(I hope the Shinkansen will give Hokkaido a bright future)

※(    )内の表現は、あくまで一例です。参考程度にしていただければ幸いです。
 例えば、本番、時間に追われている場合、中学生なら、「国道が通行止め→国道が使えなくなる」と考え、「can’t use」でもええと思う。「大雪が~をできなくする」みたいに考えるのであれば、「prevent A from B(ing)」なんてのも使えるかもだ。

 二段落目は、「国道が使えないand飛行機が欠航する」で切って「観光客や道民たちは移動できなくて困った」としても構わん。
 三段落目、「魅力的」は「新幹線を主語にするならinteresting/人を主語にするならinterested」とした方が簡単かもしれん。「北海道で育った人間」は、現在完了などで「I を主語にして18年間北海道で暮らした・住んでいる人間だ」と一回切ってから、後ろにつなげてもでけるやろ。

 問題文の日本語を英訳するのであれば、分ける場所は考えなあかんけど、自分で作る分なら、書きたいことを英語の表現に当てはめていくことも大切や。そのうち、自分の文のリズムだと少し短めに切った方がええとか、文の流れからここは受け身にしたい、なんてのも少しずつ出てくるんや。

〇いつものように、高校2年生ぐらいまでには書けて欲しいかな、高校入試でもある程度のレベルの学校に合格できるレベルかな、という感じのヒントになっています。

〇ぜひ、興味のある人は、自力で作った文をガッコの先生や塾の先生に見てもらってな。いつも見てくれてる先生の方が、より君に寄せて添削してくれると思いま。

〇英作文でも面接でも、勉強する際は、必ず、書いたり言うたりすることを考える前に、ある程度テーマの「定義」「特徴」や「歴史」「優れた部分」「問題点」などを調べた方がええで。今から、クセをつけとけば、大学に入学した後、レポート書くときに役立つで~。答え、丸暗記する勉強には限界があるからな~。

★★★個人的には、将来、旭川、釧路までのさらなる延伸が実現し、「貨物対応新幹線車両」が「苗穂工場」で開発され(今のJR北海道の状態では夢の夢だが…それこそ企業に支援し協力してもらえる形をつくるなど「JR北海道」にはトライして欲しい…実際、音更町に4億円寄付をする方もいらっしゃるそうな…)、ぜひ「旭川発ー東京行き」の「玉ねぎ新幹線」、「帯広発東京行き」の「ジャガイモあるいはポテトチップス新幹線」などを生きているうちに見てみたいんやが…。

あ、そうそう、いうとくけど、俺は「鉄」ではないからな!

昔、青函連絡船の乗船名簿なるものを見てびっくりした記憶、今も残ってるわ。真夜中の連絡船で、早朝、函館に着いて、ホームまで爆走して「北斗」を目指したで……「今は昔」の話やね。

これで、That’s all for todayだす。See you next time….