日記 五十三の巻

3月 第5週火曜 三月最後の日、朝のゴミ捨てをし、朝、コンビニに行く…昔、アルバイトしていた頃、購入する気が全くない週刊誌を欲しいページのみコピー機でコピーし、店長にメッチャキレられていた客を突然思い出す…なんや2週間経つのに、リステリンも新発売の大人気カップうどんも入荷しとらんやんけ…キミ、やる気、あるん?

★★★ 20代の頃、「そろそろ働かんとなあ」となんて思いながら(自分、就職活動したことないんや、実は、塾業界には『スカウト』されて入ったんやで~、今でもナナ不思議やで)数年間、東京のコンビニでアルバイトをしていたことがあった。まあ、そこそこいろいろな(多分、一通りの)騒動を見たんじゃないかとは思うんや。

★その中でも、びっくりもんが2つあるんで紹介するな。

★ ある夏の夜、おっちゃんが弁当コーナーでしゃがんでてん。んで、ごそごそなんかやっとるわけよ。よっく見たらな、弁当を冷たいままムッシャムッシャって食べとんねん。レジを通さないまま、ガって手で弁当つかんで、しゃがんで、ふた開けて、はしを出してバクバク食い始めたんやな、そうとう腹減ってたか、面白くないことあってんな、きっと。

・まあ、知らん人もおるから一応、説明しとくな。「割りばし」が環境問題で取り上げられる前、1999年あたりまでは、コンビニ弁当には箸がふつうについとったんよ。

★ もう一つな。ある秋の夜、入り口の自動ドアのチャイムとともに、それは始まったんや。まるで「ショートムービー」を見ているようやったで。いっさいの無駄な動きをせず、何ものも寄せ付けないオーラを放ちながら、その女性客は入ってきた。まっすぐに、雑誌コーナー行き、すっと一冊の雑誌に手をかけた。と思たら、すっととなりのコピー機にコインを入れて、自分の読みたい(あるいは欲しい写真の載っている)ページをガンガンコピーしだしたんや。

★ どちらの件も、客にとっては「運が悪い」ことに?ちょうど「店長」が店にいる時間帯だったので、あっという間に事務所に連れ込まれて(連れされれて)長時間の説教が始まることとなったんや。

★★★ しかし、この事例、調べてみると『一筋縄』ではいかんらしい。まず、その弁当、その雑誌を客が買う気があったのかないのかが問題となるようや。

・例えば、大きなショッピングモールで、レジを通す前に、母親が、子供にせがまれて、飲み物を飲ませてしまうことなどはよくあるらしい。もっと分かりやすい例は、レジに並び、もうすぐ支払いという順番待ちの時に、親がこれから支払いをするジュースを店員にことわらずに子供に飲ませてしまう場合だ。

★どの時点で「慣習的」に「売買契約」が成立するか、「払う意思」の有無など(自分は専門外だが、財布も持たない状態で店に何回も来て、弁当をかってに食べるのであればひょっとすると詐欺罪などを問えるのかもしれない)本人がお金を持っている場合は、「後で払おうと思った」と言われるケースも多いと思われ、色々難しそうだ。

★結局、レジを通さずに飲食をする、支払い前の雑誌などをコピーすることなどを確実に店側がやめてもらいたい場合(かなり犯罪よいう形にはなりにくいことも考慮し)、「~してはいけません」「当店では~は(絶対に)~しないでください」「~は、必ずレジを通した後にして下さい」などの『張り紙』での事前通知が必要になるようだ。

★また、その客が『買い物の意思』なく(例えば、雑誌を買うというつもりが全くなく入店し、店側に迷惑をかけたり損害を与える目的(本人にしたら、コピー機で雑誌の情報を獲得するだけのつもりやろけど)で入店した場合は「罪」に問われる場合があるという。ただし、これも「窃盗罪」にもっていくのは結構大変らしい。コピー代を払ってコピーしているというところもどうやら、ことを複雑にしてるのだ。

★法律って結局、お互いの主張がある中、争いごとや起きてしまった事件を何とかまとめるためにある感じよな。「時間」や「感情」はもとに戻せない。だから、刑法では「懲役」や「執行猶予」があるし、民法では、そこを何とか「お金」での解決っちゅう話にもなってくわけや。

★でもな、「道徳」や「良識」ってこういうことをせんためにあるんちゃうん。「法律にひっかからんかったら何してもええ」んじゃなくて、「たとえそうでも、自分はやらん」って子供、増えて欲しいな。

★そうそう、京都で行方不明の男の子、とにかく無事でみつかるとええよな。『令和』やで『令和』。見つからんなんてありえへんやろ。なんで、こんなことが起こるんや。

・昨日か一昨日、たまたまチラッとどこかの地上波で「麻薬事件」の操作のために、上空から「24時間」映像で記録し、事件が発生した場合、現場の記録を、その時間まで『巻き戻し』できるシステムがあり、実際、犯人逮捕に役立てていると言っていたような…。

・どの車がその時間、どこからその場所に来ていたか、その場所でどんな犯罪が起こったか、犯罪後、その車がどこに向かったか、すべて追えるすごい画期的なシステムや。「ストーカー」や「人気のない場所での犯罪」なんかにも役に立つと思うで。

・操作しとったんは人間やったけど、「すべて」を「記録」できる、俗にいう「巻き戻し」して現場を「再生」できるっちゅうシステムはホンマすごいよな。ま、「監視」や「情報漏洩」「プライバシーの侵害」という意味ではすごく怖いことでもあるけどな。なんでも「丸見え」もちょっとな…「秘密」を持つのも人間の「哲学」の大切な一部やからな。

★「永井玲衣」の「世界の 適切な 保存」を読み直す。