近況のご報告

2025年3月3日

                                               2025.3.1

★やっと、一つ記事を投稿することができました。皆様との再会、うれしく思います。時間をあけての記事でしたが、少なくない皆様に読んでいただき、感謝いたします。これからも、少し投稿期間は開くこともあるとあること、ご承知いただければと思います。

★「雪害」ではありませんが、2月25日、早朝、JR北海道、函館線、千歳線の白石ー苗穂間で人身事故があり、札幌方面に向かう列車が運休し、北海道大学、小樽商科大学など国立大学入試の開始時間が大幅繰り下げになる、という記事が目に飛び込んで来ました。国立大学2次試験の日にこんな事故が起きるとは…受験生たちには、実力を出し切り、合格をつかみとって欲しいと願っております。

★余談ですが…「白石ー苗穂」間は「千歳ー札幌ー岩見沢」にあり、千歳方面から札幌へ向かうときは「千歳線」、札幌から岩見沢に向かうときは「函館本線」を使うこととなるちょっとマニアックな区間です。この区間を通って(南千歳→…白石→苗穂→札幌→苗穂→白石→…岩見沢)と滝川、富良野、旭川方面に向かう時は、札幌を経由すると、2回同じ区間(札幌ー白石間:札幌までは千歳線利用分、さらに、札幌から岩見沢へは、函館線利用分)を通ることになるため、このダブりの区間の2回分の運賃が発生する珍しい区間です(少なくとも5年前、東京都区内ー札幌経由ー岩見沢の通しで、赤羽駅で切符を買ったときはそうでした…)。

★前回の「ご報告」で、「芸能界」や「TV業界」、「政治と金の問題」などに触れ、「大人がしていることは、子供が真似してしまう」、そして、その「黒歴史」はかなり意識をしないと繰り返すというような発言をしたかと思います。

★本日、何新聞か忘れましたが、やっと「備蓄米が放出されても、コメの値段下がらず」というような見出しをコンビニで見かけました。前回も申し上げた通り、小学生でも「昨日まで4000円前後で売っていた『お米』が、明日からいきなり『2,000円台』になったらヤバいよね」と言う子が出てきます。当然、昨日、「4000円」で買ったのに、「今日2,400円」、だったら、いったん返品して買い直すわ、という人が出てきてもおかしくない。業者の方だって、「儲からない(高く仕入れた米が売れない)」んだったら、「しばらく置いとくか」って考えることだってあるでしょう。いやはや、「暴れん坊将軍」「水戸黄門」のお話でも出てくるような…。そして、また、子供の世界でも同じようなことをする…。

★一人が二人、二人が三人と不満がたまっていくと…「値段を上げても下げても」大変なことが起こりそうな気がします。繰り返しますけど、インバウンドで来日している人が寿司をほおばっている一方で、なんぼ、「西洋文化」が入ってきて「パン」や「スパゲッティ」を食べるようになったからといって、「主食」である米を日本人が買い渋るなんて…ほんまおかしな世の中になってもうたな、と思います。

★トランプ大統領とゼレンスキー大統領(ホンマに表に出てきてだいじょうぶなでしょうか、この方)の「お話し合い」も、お互い自分の「イイタイコト」がすれ違った部分だけがTVで強調されたように感じるのは自分だけでしょうか。「他国」の選挙のことに触れ(某国なら内政干渉だとすぐにキレそうです)、「第三次世界大戦を引き起こそうとするヤツだ」みたいな、まるで子供の口喧嘩のような言いまわし(分かりやすく国民の感情に訴える彼流の表現なのでしょうが…)は、一国を代表する者が口にする言葉としてはちょっとふさわしくないような…。

★また、自分の国の「資源」の権利と引きかえに「安全」を買うという手法も…何か力のある者に、「金」を渡して「絶対に守ってね、約束だよ」と言うような感じ(あれ、何かどこかの国もそっくりなことやってへんか?)がして決して気持ちのよいものではない気がします。ゼレンスキーも一国の首相、ここまで来たら、安全を保障してくれないなら、サインしないよ、ってなるに決まってる。さすがに、今のお前はそういうことを言える立場にはいないんだ、なんて言われたら…なんか、話が違うじゃん、とうような顔になる。TV画面を見ながら、「良い子は決して真似をしないように」とか、なんで画面の下に出えへんの?」と思うてしまいました。

★一つ、明るい話題として、2025年2月27日、「シービリーブスカップ」第3戦で日本代表「なでしこジャパン」の今季初優勝がありました。タイプの異なる将来のバロンドール候補、長谷川唯選手、谷川萌々子選手を擁する日本代表が、見事な試合運びでアメリカに2-1で勝利、初優勝を決めてくれました。世間では、もっぱらこの2人の「どちらが上か」比べるむきがありますが、どちらか1人が出場するだけで試合の流れが変えられる、得点を挙げるシーンを演出できる、2人が同時にピッチにいても自在に相手を翻弄できる、と言う点で、二人ともに、比べるまでもなく日本に「必要」な素晴らしい選手である、ということだけで十分なのではないでしょうか。これからも、2人の活躍を楽しみにしたいと自分は思います。

★なぜ、この話題が「明るい」かというと、例えば、「どのスポーツ」であっても、対中国戦、対韓国戦とか対アメリカ戦というと、以前は、試合も荒れがちになる、一方的なゲームの流れや反則などで中断などしてしまうこともあり、選手自体も、見ている私たちも興奮し「感情的」になりがち(野球でのワールドベースボール日韓戦で普段は冷静なイチロー選手があれほど感情をあらわにした姿を私は見たことがありません)だったのではないかと思います。

★しかし、最近の若い選手たちをみていると、ずいぶん変わってきたな、と感じるのです。特に、野球やサッカーの試合を見ていると、もはや、日本の選手たちは「国対国のわだかまり」などなく、「自分の野球やサッカーへの思いのすべて」を国際試合で出しているように感じます。「集中してすべてを出しろうとする姿」「失敗してもすぐに切りかえられる精神力」…見ていて大変気持ちが良いものです。

★日本は、その昔、文化的に欧米から見て、遅れていたと言われていた時代から、まさに今、飛躍の時期を迎えているのだと思います。

★スポーツだけではなく、絵画も音楽も「欧米」に学び、研鑽を積んできた結果、「NHK交響楽団」は「N響の音」を持つようになり(N響とは別の話ですが、先日亡くなられた小沢征爾さんは、カラヤン、バーンスタインに学び、国内外で活躍する大指揮者となりました)、J-POPやアニメはその独自な魅力で世界の人々から受け入れられ、日本人のデザイナー、川久保玲さんや山本耀司さんたちは、世界に名をとどろかせ、野球の世界では、かつて、江川選手や野茂選手がアメリカの野球を学んだり、大リーグに果敢にチャレンジしたりした時代とは変わり、日本人選手がメジャーで活躍するだけでなく、外国人選手が日本で学んで再びメジャーへ戻って活躍する、そんな時代をむかえたのです。

★若い世代の人たちが、国内外の「自分のいる場所」でそれこそ、精一杯「play」をしていること、まさに、それこそが日本の未来への明るい兆しであると信じたい。

★令和に入り、なんだか、理解を超えた犯罪が増え、もはやそれが日常になりつつあるのでは、と恐怖すら覚えます。一つ前の「ご報告」にも書きましたが、「異常気象」などで、地球の調子が悪いと、人間にも悪影響が出る、そう考えてみると、まさに今が「地球」の「厄年」のスパンに入ってる、それを私たち人類がどう受け止め、行動するかという課題をつきつけられているとも言える気がしてなりません。

★しかし、そういう激動の時代だからこそ、ひょっとしたら若い世代から「大天才」が出現し、新しい何かが生まれてくる時期なのかもしれません。

★大人が気づいて変わる前に、若いエネルギーが世の中に別の化学反応をもたらすかもしれません。たとえ、そうであっても、正すところはできるところから一つ一つ正していける、そんな大人でありたい、と思うところです。