今日、ちょっと気になったこと
★★★3月6日、東北新幹線と秋田新幹線の連結が外れてまい、なんと3時間以上の遅延が派生した。こんなことでは、「日本」の「新幹線」の「安全神話」がくずれてまう。
★6日午前11時30分ごろ、東京発新青森・秋田行きの東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」が都内を走行中、連結器が分離、JR西日暮里駅付近で緊急停車したということや。「こまち」側に連結を解除した痕跡があったという。「はやぶさ」に10両編成で441人、「こまち」は7両編成で201人の乗客が乗っていて、列車内での缶詰状態が続いたようだ。どうやら、原因は「こまち」側にあるとも言われてはいるが…。
★東北新幹線は2024年9月にも同様の事故が宮城県で発生している。その時は時速315キロで走行中（今回は時速60キロ）だったようだ。しかし、鉄道車両は強いよな。釧網線の事故では、トラックと接触した後、自走で運転再開やもん。
★今回の事故を受け、JR東日本では、「東北新幹線・秋田新幹線・山形新幹線」などの連結運転を当面、見合わせることになった。このことで、「東京ー盛岡」間を走行する運行数はそんなに変わらんみたいやが、10両編成の電車が多くなると、相当混雑する恐れ（17両編成→10両編成になれば、当然混むわな）があるそうや。切符やら乗り換えやらも何や、ちょっと面倒になりそうやな。
★当日の映像では、「連結器むきだし」の状態ではあったが、緊急停止の約3時間後、「こまち」も「はやぶさ」も単独で「自力走行」し大宮駅に向かった。
★確かに、17両で「盛岡」まで行って切り離し運行をすれば、盛岡までの「ダイヤ」は混まない（一度に17両分が走行するから、もし10両と7両を別々に走行させるのであれば、時刻表は盛岡まで、別々に組まなあかん）。が、やはり今までの連結車両数のことを考えると、「走行可能」であっても、それぞれ運転台が前と後ろにあり、「単独走行」ができる目的地が別の列車が合体し「17両（自分は特急列車でも寝台列車でも17両は聞いたことない）」ということになれば何か指揮系統や電気系統で問題がでてきてもおかしくはないかもしれない。（「はやぶや」＋「こまち」のような合体系でなければ、16両編成の新幹線は存在する）
★★もう、ホンマ頼むわ、「東北新幹線」「北海道新幹線」、期待して、メチャメチャ持ち上げたのに～。まあ、前から「盛岡」までの連結運転、車両も長いし、危ないな、思うてたんやけど…
★ちなみに「北海道新幹線」は「函館北斗ー新青森間」で折り返し運転を「ちゃんと？」しとったようやけど…。
★北海道も、昔はがんばって走っとった「函館ー旭川間」「函館－釧路間」の超長距離列車は、距離が短くなり「函館ー札幌」「札幌ー旭川」「札幌ー釧路」と区間を分けて運転するような歴史をたどってるんや。車両の回送などやダイヤの関係で、「途中」から切り離しなどの運行も「JR」の時代になり、「廃駅」「廃線」が検討され、次々に消えていった。逆に、これでは保線が大変になるよな。
★長距離といえば、「寝台特急」なんかは、朝のええ時間帯に到着するために速度調整しながら走るんで、例えば、「上野ー札幌（カシオペア・北斗星）」や現役の「サンライズ」は、そんなに目立つ「事故」はこれまで多くなかったのかもしれん。ただ、「サンライズ」は「雪」や「周りの事故」のとばっちりで途中で「運転打ち切り」みたいなことがあるんで注意が必要やが。
★北海道新幹線には、「はさぶさ」「はやて」があるんやが、車両はＥ5系とＨ5系があり、Ｅ5系がＪＲ東日本、Ｈ5系がＪＲ北海道の車両。今回の「事故」は、ユーチューブで「空からの中継」をやっとったんや。「北海道マーク」が緑の新幹線（はさぶさ）に見えたんで、ＪＲ北海道の車両やな。
★秋田新幹線は、「ミニ新幹線」として開業。現在は車両はＥ6系で、「東京ー盛岡」間は、「東北新幹線」と連結して運行している。空からの映像では、「こまち」が先に「大宮駅」に自力走行で向かった。
★今後、インバウンドが増える時期もあるやろし、国内の需要が伸びるときもあるやろ。
★今回の事故で何が必要になるかと言えば、一つは、予算がかかるし、土地の問題もあるが、新幹線が東京オリンピック以来の国家プロジェクトであるなら、上下線関係なく使える「事故対処時」の「線路」を1本用意し（特に今回のような複数の新幹線が使用する線路の区間には必要や）、「予備」の「編成車両」を常に用意して、事故が起きた時に、すばやく乗客を乗り換え可能にすべきやろね。
★もう一つ、スーツケースがゴロゴロデッキや車内で転がらないような広い荷物置き場の設置を期待するわ。これは、「特急列車」全般に言えることなんやけど。中国ではすでに設置され、運行している列車もある。特に「全席指定型」の新幹線や「観光地」を走る「新幹線」「特急」には、料金に見合うサービスを生み出す必要があるで。
★とにかく、せっかく「大量輸送力」があんねんから…「新幹線」は、「安全」で「punctual」な「高速鉄道」であって欲しい、と願う（東北新幹線、北海道新幹線が雪に強いのはホンマの話なのに…ホンマ、ちょっと残念やなぁ…シツこくてスマン）。
★最後に…思わぬ事故に会ってしまい、精神的にも肉体的にもお疲れになった「乗客」及び予定変更に四苦八苦された「方々」へ…皆様が無事に目的地に着けますよう、心から願っております。