日記 三十一の巻
12月第3週 木曜日 買物袋を持つ手の感覚がなくなりそうな12月の冷たい風の中、震えながら、なかなか姿を見せない路線バスについてあれこれ思う
▶大雪の後は、交通機関が大混乱に陥る。現在も、2車線の道は一車線になり、交差点は、ガタガタのつるつる、交差点では除雪の雪が積み上げられ左折・右折の際つねに危険がともなう、歩行者も交差点でさえ渡りにくく車道を歩いている、バスどころか、乗用車がすれ違うのも困難だ。
・あるタクシーの運転手によると、電話をかけても「予約車」の待ち時間は「1時間」と言われるのが当たり前、「タクシー利用者>タクシーの台数」の状況で、「30分」で迎えに来てくれるのであれば大ラッキーということだ。ある程度お得意様には便宜を図る場合もあると言う。タクシー会社は、もちろん直接お客さんには言わないが、「1時間かかりますよ」=「できれば、ちょっと今、無理なんですけど…」ということらしい。
・そんなことも知らず、自分はちょうど大雪が降りやんだ「月曜」、「病院」の日だったので、「あっ、そうですか。じゃ、お願いします。1時間後に外にいますわ」と行きかえりタクシーを利用させてもらった。
・大雪から数日たった現在、町の中心部の駅前と繁華街では、「空車」がちらほら走っている(18日現在、まだ、タクシーはなかなかすぐには来てくれない状況だ)。ただ、駅からたった300m程度の距離になる病院や郊外の大型ショッピングモールなどでは、タクシー乗り場にタクシーの姿は見当たらない。駅前も特急列車の到着前後、空車はいるが、その後、タクシー乗り場で待っているタクシーが一台もいない時間帯もある。
・この雪で「自分で車を運転したくない」人(市民)もいるし、「東京都と同様、雪の日の業務を敬遠するタクシー運転手」もいる。
・特に、「通勤」や「通院」の時間帯は、タクシー会社に電話をかけても「話し中」になって、なかなかつながらない場合も多い。
▶今回、バス停や通学路の除雪に力を入れたため、雪がやんだ月曜の午後には、「バス」が運行し始めた。これはこれで、非常に有難いのだが…。
・道が悪いので、「時刻表」通りには来ないのは仕方がないが、季節的に、バス停で待っている時間の寒さは半端ない。それでも、1時間タクシーを待つのと比べれば、早いし、乗ってしまえば、北海道のバスの中はあったかい。目的地までは、もちろんストレートに行けると言うわけではない。バス停で降りてから歩かなければならない。高齢者の方は、乗り降りも大変だ。
・まあ、遅延、待つ時の寒さ、乗り心地、バスの中で立たなければならない場合もあること、などを考慮に入れても、バスは、乗ってしまえば目的地にの近くまで行け、タクシーよりは数倍安い運賃で、暖かく運んでくれることは間違いない。
▶事情があって本日はバスに乗って、用事を足すことができた。
・いつもの昼時と違い、バスの中の席はほぼ満席、立っている乗客も数人いた。改めて、バスも必要な公共交通機関なのだなぁと考えさせられる。
・何より、道路状況が悪い中でも、ほぼ時刻表通りの本数を運行して、自分らを運んでくれている、ちゅうのはすばらしいって思わん?


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