日記⑩ 9月入学、夏入試説、この冬の「雪害」で再び大浮上なるか?個人的には賛成派でないんやけど…さまざまな問題を考え一気に導入するとしたら…英作や面接で聞かれたらこんな風に言えるかも…だ!

2025年3月6日

 突然の事故は処理するには時間がかかる

★★★2025年。2月4日帯広の「記録的大雪」に始まり、日本各地を襲った「大寒波」の爪痕もいまだ残る中、2月25日、早朝、JR北海道、函館線、千歳線の白石ー苗穂間で人身事故があり、札幌方面に向かう列車が運休し、北海道大学、小樽商科大学など国立大学入試の開始時間が大幅繰り下げになる、という記事が目に飛び込んで来た。

 2024年、冬、釧網線でも、通学通勤時間帯に「列車」と「トラック」が踏切内で衝突する、と言う事故が起きている。乗客もトラックの運転手もケガなどはなかったようだが、凍結路面によるスリップでトラックが踏切内に入ったことが原因ではないかと言われている。この事故で列車に2時間の遅れが出た…

 万が一、「幹線道路」や「駅構内」「線路内」で「人身事故」や「列車事故」が生じた場合、時間帯によっては「受験生」が試験開始時刻に間に合わなくなる恐れがあり、たとえ、間に合ったとしても、実力が発揮できないことも十分考えられる。

 雪の日と受験生

 「冬」の「雪」や「道路」や「鉄道」の「事故」は日本の受験生にとって重大な影響を及ぼすおそれがあるのだ。たとえ時間通りに受験会場に着いた学生だって、開始時間が遅れれば、実力を発揮できない場合もあるだろう。たいていの受験生は、起きてから2時間、3時間で受験開始時間になるように朝、起きて家を出ているはずだ。

 自分が東京都の塾で教えているときも、「受験当日」に何度か、大雪に見舞われたことがある。電車が遅れる、交通機関がマヒする、タクシーが来ない、「寒さ」で手がかじかむ、会場に行くまでに体調が悪くなるなど、受験会場までたどり着くだけでも大変な事態で、実際に、本番、実力を発揮できない生徒を何人も見て来た。特に、東京都では、雪に慣れていない道を会場まで歩く、気温が低いので(北海道では曇りの日の方が温かい時もある)、手がかじかむ、体が冷えないようにするなどのケアが必要になってくる。

 まあ、全員が「同じ条件」で戦うんだから、という「な・ぐ・さ・め」の言葉は確かにある。が、もしも、自分が受験生だったら、あるいは、ご自分のお子さんが「不運な日」に当たったら、そんなことが言えるだろうか。

 過去に、中学入試、高校入試、大学入試の指導していた際、大学入試センター試験や共通テスト、中学入試、私立高校入試、私立の大学入試、国立2次試験日程で『「雪」の入試』で悩まされた生徒たちを何度も見て来た。「えっ、そんなことないやろ、だって?」…当時、受験生が小・中・高校生と100名以上通ってる塾に10年近く勤めてたんや。例えば、2月1日、同じ日程で中学受験をする生徒が何十人もおったんや。都立高入試やセンター試験なんかもそうよな。関東太平洋沿岸は、1月、2月は「南岸低気圧」の影響を受けることがある。

「雪」が降ると東京都は一時的に大混乱に陥る。「歩き方」を知らんとすぐに転ぶし、電車のダイヤは乱れるし、タクシーの運転手は休む人も出てくるためつかまえられへん。そんな中、受験生たちは、勉強以外にも、コロナやインフルエンザへの徹底対策、手や足への「寒さ」対策も必要になってくる。

 「読めない」要素に振り回され、全力で受験ができない中での戦いになることが多いんや。

冬の受験の厳しさ

★★★中学入試・高校入試・大学入試が多く実施される「1月~2月」は、西高東低の「冬型」の気圧配置の中、「二つ玉低気圧」「最強寒波」「南岸低気圧」が次々と日本を襲う。日本海、太平洋ともに、近年、日本近海の「海水温」が高く、「低気圧」が日本上空を横断する際、上空の強い寒気、海上の風の方向と海面温の温度の上昇の関係で普段雪が降らないような地域にも「雪」が降る傾向がある。

★単純に考えても、上空の寒気がマイナス40℃、海水の温度が7度だと、寒暖差47℃の大気の中を低気圧が進み、それに伴い風が吹くことになる。発達すれば、「暴風雪」になっても不思議はない。目安として一晩「積雪80cm」以上だと、次の日、雪の影響がモロに出る。狭い縦長の等圧線が「北海道に5本以上」がかかり、特に幅がせまい場合は、「暴風雪」になる恐れ「大」だ。こうなると、北海道、東北の日本海側を中心に、時には西日本でも「道路の通行止め」が発生し、鉄道は「遅延」だけではなく、「幹線特急が運休」「市内のバス路線が麻痺」、「空港も一時閉鎖」に追い込まれることが多い。

じゃあ、天気予報をちゃんと見て、「遠方受験の場合は、余裕をもって行動せえよ」となると、これはこれで、余分な宿泊費、食費などが発生することになる。

9月入学は、受験生を「雪」から救えるか

★★★自分は、桜の季節の新学年度スタートが「好き」や。でもな、これだけ「冬」の受験期をめぐるさまざまな現実を見ると、新学年度を「9月スタート」にして、6月、7月、台風の被害が大きくならない時期に「受験」をずらした方が「児童」や「学生」たちにメリットがあるのではないか、とちょっと考えてしまうわけや。

★もし、「9月新学年度」開始を目指すのであれば、海外の「大学」の9月「新学年度スタート」に合わせるからというだけではなく(もちろん、留学しやすさはあるやろうけど…)、「冬」の受験の実態という生徒の負担を考えたうえで、日本も「9月入学」に移行すべきやと思うし、これは受け入れられやすい、と思うんや。

★ただ、覚えておいて欲しいんやが、欧米のスタンダードだとはいえ、全世界の大学が、9月入学ではない。1月の国もあれば、2月、3月スタートの国もある。日本人が留学先として考える人が多い、アメリカ・中国・台湾などは、9月入学だ、ちゅうことやな。

日本の「9月入試」実現を想像する

★★★さて、入試制度をかえ、入学時期を変える場合、大問題になるのは、いつから、どのように実施するかになるやろね。

★結構、少子化が進んで、小学校や中学校の廃校が多いんやったら、その校舎を使うて、あるいは、今ある大学や高校、中学校の空き教室をうまく使って、ある年から「一斉に9月入学のための入試」を「平行スタート」させるのも一つのアイディアか、と思う。

★この場合、すでに入学している「旧4月入学」の中3受験生、中2生、高3受験生、高2生は、卒業前の「冬」入試か卒業後の「夏」入試のどちらか一つの時期を選択受験(浪人中の受験生は勉強時間に余裕のある「夏」を選ぶやろね)、「新9月入学」の生徒からは、全員「夏」入試で受験すれば、変えることができそうや。

★ただし、この方式だと、一時的に「教員」の数が不足する恐れもある。教員採用試験だけではなく、「教える」という世界で経験のある人を採用することを検討すべきやね。大学で「教員免許」は取ったが採用試験は受けていない、と言う人もぎょうさんおるはずや。そういう人の中に、塾の講師の経験者もおるやろ。

塾のセンセを採用する場合、例えばある講師が「国語」の教員免許を持っとるとする。実際に募集しているのが、「数学」「理科」の「学校教員」だとする。その応募した講師に「数学」「理科」の指導経験がある場合は、「数学」「理科」の「ペーパーテスト」と「模擬授業」、「適性検査」をし、使用期間を設定すればええと思う。

★もう一つ、移行期間の「冬入試」と「夏入試」の入試問題の平等性に留意する必要が出てくるよな。入試問題を作成する「機関」や「高校・大学の先生」には頑張ってもらわないかん。「共通一次テスト」「センター試験」「共通テスト」のように追試の方が難しい(冬入試よりも夏入試が難しい)、なんてことになると受験生にとってはかなわん

★★★まあ、個人的には、中学・高校の「中間テスト」「期末テスト」「入試型学力テスト」(学年末テストの代わり)を統一し、「公的機関(独立行政法人になるかなぁ)」に作成させて、全国一斉に行った方がええと思うんやが…。こんなこと言うと、また、「教える教師のなんちゃら」「その学校の生徒に合わせて…」とか言われそうなので黙っとくか…。

ついでに「定期テスト」のシステムを変えてみたらええんちゃう?

別にええんよ、自分は忙しい中、大変だとは思うけど、ガッコのセンセが「教科書の内容」をしっかり「年度末までに」終わらせてくれればな。

・「歴史の教科書」は「公民の教科書」とかぶってる部分があるから中3に入ったら合わせてやります…じゃあ、何で、教科書2冊持たせんねん。生徒、カバンの中、重いやろ。

・もう、頼むから「正負の数」や「文字式」が「超苦手」な生徒いる中(ちゃんと中1で教えたってよ、ホンマに…)、「一次関数」や「二次関数」に大量に授業時間取って「作図」や「図形」が分からない生徒大量発生させんで欲しい。「作図」も、中1のときは軽く触れるだけ、ひどい時は飛ばして、受験前に時間ないのに「入試問題使うて」超特急で詰め込むの、反則やで。せめて「三角定規」が「正方形を半分に割ったもの」と「正三角形を半分に割ったもの」だっちゅうことぐらい生徒に教えといてや。

・「古文」や「漢文」教える前に…せめて「英語や現代文の教科書読める(内容を理解するように読む)」ようにして欲しんや、英語や国語のセンセには。生徒と一緒に読めばすぐ分かるで、一瞬で今の多くの生徒が教科書読めんのは…(帰国子女に英語読んでもらたら、ペラペラやっても、日本語に全然訳せん件もなんとかしてえな)。これ、塾に感想文(高校生の場合は英語の課題図書の場合もある)の相談受けるとき、メッチャ困るで、生徒、本読まんで「どう書いたらええですか」って…登場人物の名前も知らんと平然と言うてくるもん。「横書き」の感想文を「和訳」すんのも一苦労やで。6年間習ってできない教科は「英語」だけではない、実は「現文」もや。せめて、読めるようにして欲しいわ。「R」「L」の発音も大切やけど、中3の教科書読めん「音読難民」、ぎょうさんおるで。

・すんません、愚痴言うてしまいました。ごく一部のセンセだけのことだと思うんですが、よく聞く話ですので、ぜひ、改善のほど、よろしくお願いします。

こんなことなら「全国一斉定期テスト」+「学年末の入試型テスト」を実施せえばええのにな。

実現すれば、「中学校」「高校」のランク付けがそのまま教師や、学校の「正確なランク付け」になるんちゃうんか。「予備校」の偏差値データなんかもいらなくなる。「文科省」に渡された「テストデータ」が全国津々浦々の正確な「生徒の学力」データになるわな。そのまま、芸術や体育系の推薦入試以外の「推薦入試」の「基準」にもできる地方の「天才」の存在の発見にもつながるんやないやろか。「奨学金」の使いどころにも役に立つと思うで。この子、「数学はちょっとやけど、英語は全国15位か」なんて発見もでてくるで。

 都立、県立、道立、私立、区立、私学の高校の「授業料無償化」の政策に関しては、「公立校の人気離れ対策」や「ばらまき」という問題以外に、「公平」と言う点でも話題沸騰中やで。

 例えば、「都立高校」に通う成績優秀な生徒、確かに授業料は無償で結構なことよな、でも、私立の学校で、授業をさぼっているような生徒の方が「国の支援」をより多く受けられるのは果たして「公平」か、というような議論だ。これは、あくまで極端な例やで、私立の生徒だって一生懸命勉強しとる生徒はたくさんおるからな。都立の生徒だって、勉強しない生徒はいるよな。

 もちろん、「平等」や「機会均等」という観点から、基本的な「学費の支援」は必要だろう。だが、このテストが実施されれば、「1位」から順に「奨学金」の「援助」の査定がかなり客観的になる(もちろん、親の年収などに関する援助は援助で別の規定を設ければよい)。場合によっては、上からだけではなく「順位」が著しく上昇した生徒も受けられるようにできるだろう。また、「学校の先生」も生徒の「順位の平均や変動」などで「ボーナス」などが加算されるなどの制度切磋琢磨するための新たな「研修制度」も生まれる可能性がある全国の生徒が、「同じ基準」の問題を解き、教えた方も客観的な評価を受けられる

・後は、実技4教科の制度をどうするかだが…ここは、コンクールや部活、課外活動の成果なども絡んでくるので、慎重に検討する余地が残る。「実技テスト」は、現行、ほぼほぼ「実技」の出来で、評価が決まってしまう向きもあるからだ。

・例えば、「数学」であれば、「数学が好き」な生徒と「高得点を数学で取る」人間はが割と一致する。でも、「音楽」は、「音楽が好き」でも、「好き」だけでは高評価とはならん。内申「4」「5」を取る生徒は、「吹奏楽部」「ピアノの達人」「歌の上手い人」や。

 全国一斉の「定期テスト」で「灘」や「開成」など「有名中学・高校」の生徒で上位がすべて固まるに決まってるじゃん、と言われれば、それまでだが、果たしてどれぐらい偏るのかどうか、検証する場にもなる。当日「休み」の生徒以外が、全国で同時に「同じテスト」を受けるのである。「進学校」というところは、一般的にに自分の好きな分野は圧倒的に強くても、「古文はダメ」「英語はちょっと」という生徒も結構多いものだ。

・テスト範囲も、古文、漢文、現文、英語長文なんかは、教科書以外の課題の「範囲予告」もできるはずやしな。「枕草子」何段~何段を読んで勉強しておくように、とか、今回の現文は課題図書「成瀬は天下を取りにいく」だとか、英語は課題英文「Science News for Exploresの Experiment: How much water is needed to cook pasta?」がら出題されます、とかそれに合わせて(その教材を深める形で)ガッコのセンセは『自由』に教えたいことを教えてもええんやないやろか。それこそ腕の見せどころやで。教科書以外からのテスト範囲の希望なんかは、学校の先生にアンケートやリクエストで聞けばいいんだけやんけ。

・これだと今度は「教材屋さん」が困りそうやな。なかなかうまくイカんな。でも、「全国版」やから…テスト前、メッチャ頑張ってプリント作って、「予想問題」当てれば…それは売れるかも、やな。まあ、「枕草子」や有名どころの「古文の問題集」、昔、ほぼ入試に出るような段、その段に出題された細かい問題まで網羅したええ問題集があったけどな、昭和の問題集やし、おそらく今は「絶版」よね。

★ま、予備校は、それでもすぐにはなくならんけどな。入試問題の速報はガッコの先生じゃちょっときついしな。役割がもともとちゃうからな。学校の先生は、生徒に学問の「土台」を教えるちゅう役目を背負っとるから…毎日入試問題を解いて解説しとる予備校の先生とはちょっと毛色が違うんや。それに、予備校の国語科、数学科、英語科など各科のセンセが数人集まって解いても、入試問題は、答えが分かれる場合もある。

・中学受験をしたことのない小学校のセンセが「灘」や「開成」の「中学入試」の問題をスラスラ解いて教えるのはきっついと思うし…。地方の進学校に、「東大受験」する生徒を教えられるセンセが学校に「全教科」そろっとるとは思えん(偏差値70以上の超進学校は別やろけど)。

・地元の高校では「英語はT先生」「数学はI先生」に当たったら「その年は最悪」だと言われるような先生もいたわな。当時、自分の通っていた地方の進学校は「作家くずれ」「学者くずれ」と言われるような先生が少なくなかったんや。たまにくる「当たり」の先生は、1、2年いてすぐに国立大学の「大学院」や「教育機関」に行ってまうことが多かった…。

日本は昔は「9月入試」やったんやね~

★★★閑話休題。そうそう、一応、触れておいた方がええんかな。そもそも「学制」が発布されたときは、欧米に合わせて「9月」スタートだったらしいで。1886年(明治19年)日本政府がイギリスの会計年度の区切りにならって、「4月~3月」までの「年度会計」を採用したちゅうこっちゃ。学校側が「9月~8月」を「年度」とすると「制度」とずれて面倒だね、と言ったかどうかは知らんが、これに合わせて、徐々に「4月入学」が増えていったそうやわ。就職試験、国家試験なんかも4月スタートに合わせたものにになり、「就職」の時期も4月が一般的になってきたっちゅうわけやな。

★★★日本では、やはり、4月が入学のイメージよね。桜がぱ―っと咲いて、春は活動開始の時期やん。小学1年生がピカピカのランドセル背負って(しょって)元気に走っていく姿、ええよね。そうそう、「ピカピカの一年生」ってネットで引いたら「英語」、何通りか発見したわ。興味のある人は調べてみてや~。

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★★★さて、ここで今回も、英作or面接の種だす。「あなたは、入学時期は、4月と9月のどちらがいいと思いますか」、面接の際の「最近の気になった出来事」などでも使えるで~

※黒の太字が日本文(一部変な関西弁)です。(    )内の表現は、あくまで一例です。参考程度にしていただければ幸いです。

今回のポイント…日本語の「名詞表現」を「動詞」を使った表現に変えてみる。日本語の「形容詞部分」を「副詞」に変えてみる。書きにくい部分を「抽象表現」⇔「具体的な表現」に置き換えて考えてみる。「日本文」に合う「動詞の語法」や「構文」を利用して文を作ってみるや。ほな、行くで!

①9月入学がええ(Japanese schools should start in September)んやないかと自分は思いま。

〈解説〉
・「should」は適応力の高い助動詞やで。「義務」を表したり、「当然~よね」と言えたり、「した方がええと思うわ」ってときも使える。意味だけでなく、使えるように整理してな。

理由の一つは(one of the reasons is that S’V’~/ 前置きで There are two reasons. First(ly),~などでもええやろ)、もし、日本のの入学時期を「9月」にすれば(将来、日本の学校が9月に始まるようになる:If Japanese schools become to start in September,→将来はなくても意味が通じる)外国の大学により留学(can study abroad/ Japanese students can study in foreign universities)しやすくなる(more easily)からです。

〈解説〉
・「because」を使うのが苦手な生徒たくさんおるよね。基本的に 「SV~(,) because S’V’~」か「Because S’V’~, SV~」で習うよな。まあ、「There are two reasons.」って置いちゃったほうが、後ろの文書きやすいんちゃうかな。「留学」は、「外国で学ぶ」なんで「study abroad」をまず、覚えとこ。


国際化が進む時代において(In this age of internationalization/ In today’s internationalized worldなど)海外での勉強や生活(studying and living abroad)が自分の人間性を高める(help me grow as a person/cultivate sociality and humanity/ enhance myselfなど)と考えるからです
〈解説〉
・「~の時代において」は、「in the age/era of ~」の形を覚えておくとええね。
・「internationalization(国際化)」は、長文でもようけ出でくるんで、この機会に覚えてな。
・「海外での勉強や生活」は、「~すること(動名詞)」を使って「studying abroad and living abroad」を共通の「abroad」でまとめて「studying and living abroad」としてスッキリさせる。
・「人間性を高める」は、なかなか悩みどころや。「help」なら「Aが私を育ててくれるhelp A grow」の形が使えそうや。これなら中学生でも何とかイケるやろ。


もう一つの理由は(Another reason is ~/Second(ly),~ )日本の「冬」における「入試」の現状(the current situation of entrance examinations in winter in Japan )です。
〈解説〉
・「現状」は、「最近の状況」→「the current situation」、覚えておくとええね。
・「日本の冬」は、ここでは「in Japan in winter」すると中学生でもイケるな。先頭の表現を別のものにすれば、「in winter」と「in Japan」を離すこともでけるで、「では、2つ目の理由について話そう/これから話す。日本では…」みたいな…工夫してみてな。


⑤毎年(every year)、日本で(in Japan)冬、大雪になると(heavy snowfalls in winter )、受験生に大きな影響を与えます(have a major impact on students for their entrance examination(s)。

※申し訳ありません…この部分を3月5日、誤って削除してしまい、元の⑤の日本文の原稿が手元にないため、少し変更しました。ついでに、⑤で気になっていた「in winter」「in Japan」を離す形で作ってみました。解説の「色」もかなり見にくかったので、変えてみました。


〈解説〉
・とりあえず、「主語S」を「heavy snowfalls in winter」にして改訂版を作ってみた。

もちろん、「Once(a)heavy snowfall hits Japan in winter(いったん大雪になってしまうと)」と接続詞を使う形も考えれるわな。「Once S’(主語)V’(述語)~」は、「いったんS’がV’すると」は重要表現。この場合、後ろは「受験生を体力的にも精神的にも苦しめる」みたいな感じの文が書けるとええよね。「physical and mental strain(肉体的精神的疲弊)」、参考までに載せとくで。
台風」が日本を襲うなどというとき、よく「hit」を使うで。教科書や定期テストで一度は見たことがあるはずや。
・この文は、「bring」使うて、A heavy snowfall brings a tough time for Japanese students taking the entrance exam every year.みたいなのでもええんちゃうか。他に「cause big problems to students who~」なんて言い方もできそうや。

電車やバスの運休(動詞を使うなら、be suspend/ be delayed)」や「通行止め(roads are closed here and there)」「空港閉鎖(airports are closed)」などがあると「受験会場」にたどり着くのが大変です。(it’s tough to even reach the examination venue)

〈解説〉
・名詞表現を使うなら、「通行止め」は、「road closures」、「空港閉鎖」は「airport closures」
・「生徒たちが受験会場に着くのを困難にする」と考えると、「make it 形容詞 for A to do」の形を使って「make it difficult for students to reach the entrance examination sites」という表現もできる。「着く」は、色々表現できるが、「reach」であれば、「reachと場所」の間に「at」や「in」などの前置詞がいらないので、急いでいるときはお勧め。
・そうそう、全然関係ないんやけど、「visit here/ visit there」で「ここを訪れる」「そこを訪れる」ちゅう「自動詞」の表現があるんで覚えておいてな。「leave there for Hokkaido(そこを離れて北海道へ向かう)」も正しい表現な。「正誤問題」で間違わんようにな。
・「大変だ」は、「hard/ tough」などを使うと「困難な」「つらい」状況も表せることは覚えておきたい。


⑦さらに(And/ And also,~)彼らは「コロナ」や「インフルエンザ」に対しケアをし(care against coronavirus and influenza)なければならず(must/ have to/ need to)、(, and/ Plus,~)「寒さ」対策などもする(protect themselves from (the)cold)必要がある(should/ need to)。冬の受験(Taking the entrance exam during the winter months in Japan )は日本人の学生にとって大変なのです(is hard/tough for students)。

〈解説〉
・ここでは、「寒さ対策」ちゅう表現がなかなか…。「寒さ対策」→「寒さから自分自身を守る」、こうすれば「protect」が出てくるわな。英作文は答えを丸暗記するのも手かもしれんが、いかに学校で習った表現に落とし込むかと言うことも大切や。「protect A from B」「prevent A from B」のような表現を使えるように頭に入れておくとええね。
・説明が前後するけど、コロナ、インフルなんて使わなくても、単純に「かぜをひかないように(not to catch a cold)」と言うこともでける。風邪をひくは、「catch a cold」、風邪をひいているは、「have a cold」。
・本日2回目だが、「大変だ」は、「hard/ tough」などを使うと「困難な」「つらい」状況も表せることは覚えておきたい。
・「試験を受ける」は「take the exam」だが、最悪動詞が出て来なければ「have」を使うとええよ。
・一文の中に「in Japan」と置いておくと、「Japanese students」の「Japanese」は書かんでもよくなる。今日は「テーマ」ではないので、くわしくやらんけど、「書かなくていいこと」や「書かなくても伝わること」を省くちゅうのは、英作文において重要になる。そして、「分かりやすい別の表現」に変えることも。ここは、うまく書けるんやったら「精神的にも大変で、受験以外のことで気を遣う、と書いてももちろんいいけどな。後は制限時間と自分の知識量との相談になる。


逆に(But)台風の時期を避け(by avoiding the typhoon season)、夏入試が実現すれば(If the summer entrance examinations can be realized…,)、受験生の負担(the burden on students)が今よりも減る(will be less than (it is) now)と思います(, I think/ I believeなど)。

〈解説〉
・一文目使うとる「by」の意味…「by」「そばに」「よって」「までには」は、今日今、覚えてな。塾生によく使ってたんは、「そばやに・よって・五時までには帰る」と言う呪文や。この文の「by avoiding the typhoon season」部分が「~によって」→「~することによって、~で」の「by」。
・「the なんちゃら season」も便利な表現。「~の季節」が基本訳だが、かなり応用がききそうや。
・「burden」は生徒がよく忘れる大切な単語、ちゃんと手で書いて覚えてな。
・「no less than」は知ってても「A is less than B.」が使えん生徒、多いんちゃうんかな。
・ついでに、「than」の後ろは「than usual (いつもよりも)」や「than I thought(私が考えていたよりも)」とか不定詞などが来ることもあるので注意。この場合は「than it is now」で「今の状況よりも」と言う意味。「it」は天候・時間・状況の「it」と考えてもええで。


「外国の大学への留学のさやすさ」だけではなく(not only in terms of studying in foreign universities easily)、「雪」の受験生の影響を避けられるという点(but also in terms of avoiding the impact of “snow" on students taking entrance examnations)で、9月入学が4月入学よりもまさっている(September entrance is superior to April entrance)と私は思います(I believe)。
〈解説〉
・自分が英語になかなか直せない場合は、(   )のヒントを中心に、まずは、自分で組み立ててみて欲しい。いつもやっているように、述語動詞、日本語の「。」に注目、文型や動詞の語法、フレーズや文型を考えて「かたまり」をしっかりとつないでいってほしい。一度、「アナタの知らない素敵な並べかえの世界①②③」を復習するとええで。まずは、簡単な文での並べかえをすると頭がスッキリするで。だいたいの文型も載せとるしな。
・「not only~, but also~」は有名よな、「~だけではなく、~も」。
・「~の点で」、これも結構、知ってても使いにくいフレーズやね。便利なんで覚えておこう。使えるようになれば、耳でも分かるようになってくるで。
・今回は「not only in terms of studying in foreign universities easily」
に対して「but also in terms of avoiding the impact of “snow" on students taking entrance examnations」と言う同じような形を並べた表現。「前置詞(~というの意味)ofの後ろは基本、人・もの・こと・doing」や。

・まず「in terms of」が前から「~の点で」とまとめていて、どんな点かというと、「 studying in foreign universities easily(外国の大学で勉強しやすいこと)」、まとめると「外国の大学で勉強しやすいと言う点で」となる。

・後半の「but also in terms of avoiding the impact of “snow" on students taking entrance examinations」
は、やはり「in terms of」が前から「~の点で」とまとめていて、どんな点かというと、
「 avoiding the impact of “snow" on students(生徒たちへの雪の影響をさけること)」、「どんな生徒たちか」というと、
「students taking entrance examinations(今度は『人ものこと~ing…』後ろから現在分詞で説明:入学試験を受ける生徒たち)」
まとめると「入学試験を受ける生徒たちへの雪の影響を避けると言う点で」となる。こういう「かたまり」をノーヒントで「作れる」ようになるには、普段、英語を読むときも「訳」を意識することやね。

・「 A is superior to B」は「to」を使う「ラテン比較」の一つの表現。「正誤問題」や「穴埋め」問題はできても、英作で使える生徒は少ないで。
・ちなみに、どこかで「以上の理由から」と使いたいときは、「Taking these reasons into consideration,~」とやるとカッコいい。


日本には四季があります(has four seasons)日本人として( as a Japanese)桜が咲く春(when the cherry blossoms bloom)に、「入学」し(school starts/ enter school)新しい生活をスタートします(start our new life (in spring)。そんな日本式スタイルが見(see such a Japanese way of life)られなくなると思うと(to think that we will no longer be able to )少しもの悲しい気がしてしまいます(that makes me a little sad)。

〈解説〉
・「日本には四季があります」は、「Japan has four seasons.」「There are four seasons in Japan.」の2つは書けるようにしてな。「一般動詞」と「be動詞」の書きかえの、まさに「一丁目1番地」やで。
・「入学し」の部分、「enter」を使うなら、「主語」を考えなあかんな。
→大人なら「our sons and daughters」でもええかもしれんが、受験生はまあ、10代やからな、入試なら、思い切って
→「we」とかでもええんちゃうか。
→「I」なら、「In the season of cherry blossoms, I am going to enter high school.」なんて書いてもいいかもや。
→「students」を主語にするなら「students in Japan enter school in April」とも言えるかもしれん。
・「新しい生活をスタートします」もなかなか難しいところや。時間に迫れれてそのまま英語にした形になってもうた、すまん。
→「長い冬が終わり、学校が始まる4月は、日本人にとっては活動の時期を迎える」みたいなんが書けるとええが…。
→「四月は学校が始まる時期であるとともに、新入社員が働き始める時期でもあり、いわば、日本人にとっては、新しい生活が始まる月だ/新鮮な気持ちで迎える特別な月である」とか。
・ま、難しく考えなければそれでいいんやが…どうも「新年」や「引っ越し」の新しい生活との違いを出せんのが気にいらんところや。ちょっと悔しいんで、またいつか機会があったら紹介するわ。
・「will be able to」は助動詞の重要な使い方。一語の助動詞の2連結「will can」「will must」などは禁止なのは知っとるね。この場合、「will be able to」「will have to」という形にするわけや。書き換え(2語以上)系は、「to」が付くことが多いんで覚えておくとええ(be going to/ be able to/ have to/ ought to/ need to…have toやneed toは一般動詞扱いする先生もいてはるのやが、一応、載せとくで)。
・「no longer」は「もはや~ない」。ま、日本語でいう「呼応の副詞」系やね。


💛💛💛予備知識編💛💛💛…昔、「英文読解以前」ちゅう本を「古藤晃先生」が書いてた、知っとる方も多いと思います。英語読む前に「これくらいの常識は知っといてな、だからキミら英文読んでも分からんのやよ」っちゅう本や。結構流行った本や、気になる人はネットで探してみてな。ちゅうことで、二番煎じやけど、この英作文を書くなら知っておきたいことを少し書いておくで。

◆入学時期が9月の国:アメリカ・カナダ・メキシコ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オーストリア・ポーランド、ロシア・ウクライナ・モンゴル・中国・台湾など
入学時期が4月の国:インド・ネパール・パキスタン、日本など  ※韓国は3月
→この部分を英作文に書いてもよいね。特に自分が留学したい国があれば書きやすいかも。「自分が留学したい国は~だ。日本が9月入学になれば~。」など。
→逆に、9月にすれば、日本にも留学生が来やすくなる、ちゅう書き方もでけるよな。

◆日本が4月入学になった経緯:★★★「閑話休題~」の段落参照

※(    )内の表現は、あくまで一例です。参考程度にしていただければ幸いです。
〇いつものように、高校2年生ぐらいまでには書けて欲しいかな、高校入試でもある程度のレベルの学校に合格できるレベルかな、という感じのヒントにしとるつもりです。

〇ぜひ、興味のある人は、自力で作った文をガッコの先生や通うとる塾の先生に見てもらってな。いつも見てくれてる先生の方が、より君に寄せて添削してくれると思いま。

〇英作文でも面接でも、勉強する際は、必ず、書いたり言うたりすることを考える前に、ある程度テーマの「内容」「特徴」や「歴史」「優れた部分」「問題点」などを調べた方がええで。今から、クセをつけとけば、大学に入学した後、レポート書くときに役立つで~。答え、丸暗記する勉強には限界があるからな~。

★★★今回は、「9月入学」について触れてみました。ある年、北海道の中学校で「送辞」を読むことになり、「土薫3月」と書いたものを直された記憶があるんや。当たり前やな、まだ、その年の北海道は「3月」雪だらけやってん。「作文」の「TPO」の「T」は「タイムリー」の「T」なんやな、と何となく思たことを覚えとる。

★通ってた中学校では、生徒が全員でグランド雪ふみした後、スプリンクラーを一晩ぶん撒くんや。すると次の日には、一面グランドがスケートリンクに早変わりっちゅうわけ。その後、きれいに整備して、次の週からは、スケートの授業が始まる。「北海道あるある」や。

★最近「親に叱られたことのない世代」が話題になったりするけど…平成に入って「塾のセンセのいうことなら聞くと思います」「家では喧嘩になるので言えないんです」ちゅう親御さんがやたら多くなったように思う。勤めてた塾で、生徒を「叱る」研修もやったこと、あんで…メッチャ外してしもうたんや、その時…ああ、恥ずかし…あんなことなら、思い切りドア、バーン蹴って、どかっと無言で生徒の正面の椅子に座るんやったなぁ。その頃、椅子を使って授業をしていいのは、塾長と教室長と副教室長(自分)だけでした(話題と何も関係ないけど)…いと懐かし。

これで、That’s all for todayだす。また別のページでお会いしましょう。また、いつものように間違い探し、訂正探し、楽しんでください、いっちゃん下にコメント欄も一応あることはあります。では。