日記 二十四の巻
12月 第1週土曜 また、雪降りそうなんやけど…
▶冬靴のスパイクが、そろそろアウトや。去年は、12月まで、コンクリートが見えとったのに…。
▶夕刻「ミッシェル・カミロ」の「Why not?」を聴く。そういえば、ギタリストの「トマティート」と演っとった「Spain」もメッチャ良かったんけど…CDどこにいってもうたんかな…。
12月 第1週日曜 晴れてたから、買い物しようとしてん…
▶明日、雪の予報が出ているので、午前中に、母の好きな「鮭の弁当」「いなり寿司」でも買うてこようと外に出る。エレベーターのあたりから嫌な予感はしててんやが…痛い、痛い、腰と太ももの横、ひざがメッチャ痛い…
・最初は、「1,2,3,4…」と数を数えながら一歩一歩足を進める…いつもなら、600歩ぐらいから少し楽になるはずやと自分の体に言い聞かせながら…「あと10歩でとりあえず、自販機や、と思った瞬間、なぜか、昔の「面談」のことを思い出した。
▶母親:(子供に)「塾の先生に怒られるから宿題しなきゃダメでしょ」(自分に向かって)「先生、宿題しないの、怒ってくださいよ」
自分:「???…(誰のため、何のための宿題なん)」
・たいていの塾では、入塾時に、「私たちの言うことを守って勉強してくれれば、成績はきっと伸びますよ。任せてください、がんばりましょう」みたいなこと言われてとるはずやねん。これ、けっこう危ない言葉よね。「きっと」はこの場合「推測」よな。さらに、「私たちの言うことを守って」には、「宿題は必ずしてくださいね」ちゅう意味も込められてる場合がほとんどや。
。そして、たいていの生徒は、このセリフに対して「はいっ」ってええ返事するんよな。
・親御さんが、「宿題の量」をいくら気にして「宿題、多いと困ります。学校の宿題もあるんで」と聞いても、「クラス」や「他の生徒」がこなしている平均程度の宿題はこなして欲しい(私立に通っていて鬼のように宿題を出す学校は別やで…例えば、4STEPと同時に青チャートを宿題に出すとか)、ちゅうのが講師側の考えや。
…宿題…真面目な生徒はちゃんとやる、そして、やらない生徒はどの塾にでもおる。抜け目のない塾講師は、休み時間に、次の教室を必ずのぞく…慌てて宿題をする生徒、適当に記号の問題だけ解く生徒、隣の席のヤツの答えを写す生徒、宿題のことなど忘れて楽しそうに会話する生徒、家で宿題を終わらせて文庫本を開いている生徒…ちゃんと授業前に下見にいくんや。
・「宿題」はもちろんできるなら、自分でこなすにこしたことはない。
・が、さっきも書いた通り、宿題をする生徒もいれば、宿題をして来ない生徒もいる、それが現実だ。逆に、宿題をしていないくても、得意教科なら、指名されても「即答」できてまう生徒もいる。ま、そういう生徒には「授業中」当てないようにしとったけどな。もちろん、宿題をした方が「伸びる」と思う生徒には、何度も声はかけるで。
▶実は、塾にとって「宿題」はある意味「親御さん対策」でもあるからな。「宿題」を出してくれる塾の方が「安心」で「面倒見がええ」って思う保護者も多いんや。
▶宿題をしてこようと、して来まいと、何とか「入試」突破に向け、どの生徒にも向き合う、それが塾講師。
▶買い物をあきらめて…缶コーヒーを手に自宅に戻る。アマゾンもええんやけどな、段ボールの処理が意外と大変なんよね。


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