日記 十四の巻
11月第5週 金曜日 「小説」推奨論
朝、ごみ出しの後、近くの自販機までのろのろ歩く。足が動けば1分以内で行ける距離。4分かかった。朝は、背筋を伸ばして左足を前に動かすだけで激痛が走る。分速何メートルやろ?どうでもいいや。
病院の薬は、今日も含めて、あと4日分。
仕方ないので、YouTubeを見ながら、昨日から「ストレッチ」を始めた。テレビを見ながらラジオ体操をする、薬以外に「グルコサミン」を飲む…。
午後になり、「あれ?痛みが薄らいで…歩けるぞ」と感じたが、当たり前に、気のせいやった。このままでは、何が効果的だったのかも分からんままや。
残酷にも、夕飯時に台所で「豚バラ」を切っているときに、腰、太もも、ひざに嫌な感覚が戻る…。こまったな…。
コロナ時代に始まった「リモート」の自宅での仕事の形態から「会社に出勤して仕事」という形に戻す動きが大手企業を中心に見られるようになった。理由は色々あるらしい。でも、「コミュニケーション」に関する面もかなりのウエイトを占めてるんちゃうかな、と自分は思うんや。
今の若い世代の人たちは、「電話」をするときも、嫌がる人が多いと聞く。
「リモート」の仕事だと、ある程度服装も自由(Zoomなどに映ってっていない部分は短パンでもいいし、極論を言えば、目の前にお菓子やらなんやらを置いたり、寝ながら仕事をしたりしても分からない状態だ。「face to face」の緊張感がない中(これは麻雀なや音楽のライブでも感じることができるが…)、集団の中での「ルール」、周りの目も気にせずに、ある程度の「自己中」も許される環境の中で仕事ができる。
まあ、たいていの人間は、自分では一生懸命働いているつもりでも、「社長が、目の前で見てるときの仕事」と「誰も見てない時の仕事」はちゃうもんやし…別に問題なくうまく行っとる人、先に謝っとくで。でも、「遠距離恋愛」のときに起きるような、ささいな「意思の疎通」から始まるような問題が、会社の同僚、上司と部下、取引先などと発生するんやないかな、と自分は思ってしまうんや。
「自分の主張だけ伝えよう」「自分の仕事をとにかく終わらせればいい」と考えてまえば、当然、うまくいかへんことも出てくるよな。
唐突やけど、自分、こんな時代だからこそ、「小説」って必要なんよね、って思うんや。
「小説」って自分の知らない体験がでけるとか何とか言われとるけど…実は、人間を知る「学びの宝庫」やと思わん?「数学的思考」「AI」「宇宙」とか勉強するのもええけど…結局、人間、いつの時代でも、「誰」かと関わって生きてかなアカンやん。
こんなに金にこだわる人もおるんやな、この人なんか素敵やな、この人、勇気あるな、男気がスゴいな、この子、性格美人やな、この姉ちゃん、なかなか演技派女優けんけ、コイツ、平気で人を傷つける人なんやな、ずるいってこういうことするヤツのことなんや、人って追い込まれるとこんなこと言うんだ…。
顔が赤くなるって「恥ずかしい」ときや「怒ったとき」以外、どんな場面があるんやろ?逆に、顔が蒼白になる時って?なんで、人ってうそをついてまうんやろ、ひどいわ~、裏切られた人の気持ち、分かっとんのかいな…。
もし、長い小説や物語が「かったるい」人は、ぜひ、「中学入試」の国語の問題に挑戦してみてな。
「自分はこう思ったねん」と思っても、「答え」かなりずれとることもあるよ。「書いた人」と「出題者」「解く人」の集合が重なった部分が「解答」に近いと言う考え方もあるんやけど、俗にいう「有名中学」の入試問題は、入試後に、中学受験の専門の塾の先生たちの間でも答えが分かれることがあるもん。「同じ小説や物語」が2校以上の中学で出題されとることもあって、設問を比べるのも楽しいで。
小6生がチャレンジする国語の「小説・物語系」の問題文を読み取って、登場人物の性格や思考を理解する。「設問」を解けばわかるけど、結構大変やで。選択肢にも騙されるし、記述も結構難しいものもあるよ。真剣に集中して読んで解かんと「えっ、自分、こんな点数なん?」ってことになる。
「小説」の中には、わざと「相手を傷つける」セリフも出てくるし、「相手に気を使った」セリフも「相手を押さえつける」セリフも「お世辞」で相手を持ち上げるセリフも出てくる…。相手を説得するセリフももちろん出てくる「小説」もあるで。結構、勉強になるんちゃうかな。
まさに、「小説」を読むことは、「はじめまして」の人を知るときに、相手のことをつかむヒントにもつながるし、ひよっとしたら、コミュニケーションがうまく取れん場面で、読んだ本の中の「セリフ」が役に立つこともあるんちゃうかな。
自分は、本を読むときは、気に入った文やセリフをノートに写すようにしてるけど、けっこう楽しいで。もちろん、気に入った部分、疑問を持った部分への感想も書いとるけどな。
自分の知らない人にたくさん出会える、それが「小説」の魅力やねん。ぜひ、読んでみてや。
自分と違うタイプの登場人物の気持ちを考えること、それが、「コミュニケーション力」につながることを祈って…
…11月の「ダメ押し」の余計なお世話の話。


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません