あなたが知らない素敵な「並べかえ(整序)」の世界①!
★★★「並べかえ(整序)」が苦手な中学生、高校生はメッチャ多い。そこのキミもそうやろ。
★最も基本的な並べかえは、『和訳・単語が全部載っている』んや。にも関わらず…英語、苦手な生徒はできないんよね。「単語知りません」は言い訳にならんわけや。それどころか、「単語」知っとる生徒、英語、「得意」な生徒でも、並べかえだけは、超苦手な生徒もおるよな。
ちゅうか、解くときに、キミら、なんで頭だけでパズルみたく解こうしたり、記号だけ並べかえたりしようとすんねん。頭の中で考えて、語順とか間違えて「惜しい~」とか言うてるタイプ、英語、ぜったいに伸びんで。だって、これが「英作文」やったら、必ず手、動かして書くやろ。「並べかえ」だって「日本語訳(和訳)」だけにしたら、そのまま「英作文」やんけ。
実際、有名な参考書「並べかえ(整序)」の問題みとると、大学入試の長文の中からとったもんも結構あるで、つまり、「並べかえ(整序)」を本気で勉強すれば、「入試の長文に出てくる」ような英文にも触れることができる、ちゅうことなんやで。
★なぜ、「並べかえ」を間違うのか…単語を「丸暗記」しただけの状態では、英文の中で使えないってこっちゃな。当然、単語だけでのうて、「語順」や「語法」「構文」「熟語」などの知識(前もちょっと紹介した「代ゼミ」の「富田先生」のいうところの体系化された知識)がグラグラでは解けない、ちゅう訳や。逆に言えば、ちゃんと「並べ替え」を解けば、「読解」以外のほとんどの英語の勉強ができるちゅう訳や。
A 私は犬が好きです。を「be動詞」を使った英文と「一般動詞」を使った英文、2通りで書け。と言う問題が出たらどうする?
…I like dogs. / I’m a dog lover. / I’m a dog person. / I’m fond of dogs. などが答えとしては無難か(答えはあくまで参考やで)。まあ、「like」と「be fond of ~」には若干ニュアンスの違いがあるが…ここでポイントになるのは、「一般動詞」と「be動詞」で「≒」で書きかえ」になるような文は両方とも書けるようにしておいた方がいいっちゅうことや。
・これは、テストの際、「穴埋め」にも役立つからな。「He ( )English.=He ( ) an English ( ).」なら、答えは「He (teaches) English.」「He(is )an English (teacher). 」。
・小6、中1レベルの英語やが、実際の高校入試では間違う生徒もいる。間違いが多いのは、「三単現」のルールや。英語の現在形、一般動詞は「2つ」、be動詞は「3つ」形がある。「teach」の場合、「teach」と「teaches」や。「主語が、『I』と『you』以外の一人または一つ」の場合(『he』や『she』だけでなく、『this』や『that』『it』 や『the dog』などもあるで~)、一般動詞は「-s/es」の形になり、疑問文・否定文では、「doesn’t 原形」「does… 原形」と「does」とセットで使い、動詞は原形に戻すんや。
この場合だと、
否定文は「He doesn’t teach English.」
疑問文は「Does he teach English?」ちゅう訳やな。当然、答えには「does」使う。「Yes, he does./ No, he doesn’t.」。「三単現」担当のbe動詞は「is」や。
・ちなみに「三単現」とは、主語が三人称(I とyou以外の)単数(heとかthisとか)で「現在形」の場合のことを指す。つまり、「数」「時制」にからむ英語の重要ルールなんよ。「英語」は「語順」「数」「時制」にうるさい、これと「語法」をある程度正確に使えれば、文法問題の「8割程度」は理解でけるようになるで。
・「~する人」には「ーer」「-ist」なんかがある。調べてみたらオモロイで。「~される側の人」なんてのも出てくんで、きっと。大学入試でも「ごくたま~に」やけど。「単語をちょっとムズく」した、こういう書きかえの問題も出題される。赤本見ると、「え、こんなん中学生でもできるやん」みたいな。
B.ここで、この問題を並べかえにしてみると
①[like/ I / dogs/. ]
②[a/ dog/ lover/ am / I/. ]
③[am/ person/ dog/ a/ I/. ]
④ [of/ dogs /am/ fond/ I/.]
となる。
★①はできないと困るわな。英語の語順と言う点から「主語S:I」「述語動詞V:like」までいけば、「I like dogs. 」で決まり。英語でうるさい「数」ということに注目すると、「dog」が「dogs」になっているのが気になる人がいるかもしれない。ネットでも多くの方が説明している(ホンマは辞書引いて欲しいトコやが)、ぜひ、(複数のサイトで)ググってみて欲しい。「犬を食べるのが好き」と誤解されるというような説明が見つかると思うで。ま、ヒントは「I like potato chips. 」かな。ホンマは、「I like a dog. 」でなぜこの意味「私は犬が好きです」にならんか、ちゅう方が重要なんやが…。
★ここからは、「英文」を読むときのテクニックも使うで。「××塾」「〇●予備校」の先生の書いた本の「英文解釈」の「第1章」とか「Chapter 1」って結構「(述語)動詞の発見」って書いてあることが多いのよ。実はこれ、「並べかえ(整序)」でも、この技、使えるで~。
・②の並べかえ、「述語動詞」は「am」しかない。つまり、主語ー述語(動詞)は「I am」で決定や。並べ替えの単語に「a」があるんで、例えば「ワイはセンセやで~ I’m a teacher.」って小学校で習うような文、思い出してくれたらいいわ。「ーer」は、「~する人」って意味や。もう一つ、「dog」って単語な。これ、「犬の」ちゅう意味になることがあんねん。「犬の好きな人の一人(犬を愛する人の一人)」で「a dog lover」な。で「I am a dog lover.」が正解になるわけ。「俺はベース弾くねん」は、「I am a bass player.」な。
★③…今度は英語の語順の暗記「じゅもん:主語述語人ものこと状態動作場所時間」を使こうてみよか。記号的に書けば、「主語(S)述語(V)人ものこと(C/OまたはOO)状態・動作(C)場所・時間(M)」という「呪文」になる。
(これ、他の英語講師に人気なかったけど、文型苦手な生徒、よく叫んで覚えとったで、文型によっては使わんとこ、省略すれば、5文型すべてカバーしとるで。よかったらぜひどうぞ。「I am a dog person.」は、SVC、すなわち主語「I(S)」述語「am(V)」補語「C a dog person (もの…扱いしたくなければ、動物やけど)」の順番になる。
★★★ちなみに「呪文:主語述語、人ものこと状態動作、場所時間」を文型に当てはめておくと、
◆S・V・M…主語述語・場所/時間(この文型はMが付くことが多い)…I arrived at the station.など
◆S・V・C・M…主語述語・人/もの/こと/状態・場所時間など
…I was a teacher (人の場合)last year. / I am busy(状態の場合) now.など
◆S・V・O・M…主語述語・人/もの/こと・場所/時間など…I enjoyed playing the piano a few days ago.など
◆S・V・O・O・M…主語述語・人・ものこと・場所時間など
…I gave you (人)a present(もの) at the station yesterday.など
◆S・V・O・C・M…主語述語・人/もの/こと・状態/動作・場所時間など…
He made her (人の場合)sad(状態の場合) yesterday.
He made her(人の場合) go(動作の場合) there two days ago.など。
となる。ま、使えるな思たら使ってや。※「・A / B・」の部分は、A, Bどちらかを使って文章を構成するちゅう意味。説明で時々出てくるんで一応、出て来た時にびっくりせんといて欲しいんや。
・まずは、「I(主語)am(述語)」を組み立てる。さっきの話、「述語動詞」からでもイケるで、「述語動詞」は「am」だけやろ、だから「I am」や。その後は、「a dog person」、まあ、「私は一匹の犬である Iam a dog.」なら小説の出だしみたいでカッコええかも、やが、これでは「person」があまってまう。さっきの「dog」の説明を言葉を変えて言うと、英語の名詞は、時に「~の」ちゅう後ろの人ものことを説明する(形容詞的な使い方をする)ことがある。そこで「犬派の一人」ということで、「I am a dog person. 」ちゅうことになる。「I’m a cat person. 」なら「猫好きです、猫派です」やな。
★④これも、まず、「述語動詞」は「am」一つだけやから、「I am」までは決まるわな。その後は、「be fond of」という熟語が気づけばええんやが…
・ここで、英語が苦手な生徒は「センセ、『be』が、どにもないよ」と来る。
・be動詞の活用は、「be」が原形(命令文やcan be/ should be などの助動詞の後ろの原形やね)、現在形は「is /am/ are」、過去形は「was/ were」、過去分詞形は「been」(現在完了have/has been とか過去完了had beenとかで使う)、現在分詞形は「being」や。
・中学生では最後の「being」はあまり使わんかも知れんが、「be動詞の進行形」なんて出てくるので覚えておいてな…これな、教えるときに一回言うたぐらいじゃ、生徒絶対に分からんで。出てくるたびに言うた方が絶対ええと思うんやけど…。「熟語」ちゅうのは、「原形や基本形で表記」されてることがほとんどなんよ。たまに長文問題などで、本文通りの形で説明していることもあるけどな。特に「単数・複数」「冠詞なしの場合」「動詞を含む熟語の場合は時制」に注意して使こうてね。
・この問題の場合は、主語が「I」だから「I be fond ofじゃなく」て「I」という主語に対して「現在形」で「I am fond of」だね。その後ろに「犬のことを(が)」という(あまり文法用語使いたないけど、of の目的語や)「dogs」を置けば、「I am fond of dogs.」の完成や。
★★「of」「in」「on」「at」の後ろは「名詞(人ものこと)」が基本なんで覚えとって~。
★★あと、「ブログで授業」でも出しとるけど、「a (副詞)(形容詞)人ものこと」の形、意識してな。②③の「a dog lover」とか「a dog person」とかが(副詞を抜いた)この形や。「dog」は形容詞的に使われとる。ちなみに「a very cute dog」なら「a very(副詞) cute(形容詞) dog(人ものこと)」だよ。
★「並べかえ」で、本番、窮地に陥った生徒は、たいてい、日本語にひっぱられて語順を間違えるわな。このクセ『治す(直すんじゃのうてね)』には、比較的短い、中学生の文を理解しながら徹底的に訓練した方がええ。
★中学校で配布される教科書ワークの「副教材」に「並べかえ」の冊子がついている(東京で教えていた時の自分の区は「New Horizon」だったが、どの生徒もこの冊子は配布されて持っていた)。夏期講習の最中、よく生徒が「並べかえ」の冊子を持って質問に来る…「そんなの夏休みの終わりに答え写して提出すればいいじゃん」とそばに座っている英語講師が生徒にささやくのを聞く。これを聞くたびに「はぁ~」とため息がでる。夏期講習のテキストにも見開きページの中に必ず「並べかえ」が「3題~5題」載っていてるんやが、生徒のデキが悪いのが分からんのやろか。中学生のうちにちゃんとデキるようにしておけば、高校に行ったときにもっと長い文にも対応でけるんや。「Not only講師陣」「 but also 生徒たち」も、けっこう軽くみている「並べかえ」。実は、結構極めれば、「単語」「語順」「熟語」「構文」力がつき、入試対策にもつながる。本気で取り組めば、英語の「点数get」につながるんや。
★★★冗談抜きで、英語教師や塾の講師に抜き打ちで、「これはセンセたちが今週の「授業」で、生徒に教えた「××出版」の『高2のコミ英の教科書のレッスン10』です。白板に「参考の和訳」ありますんで、お手元の「A4」の紙に「英訳を書いて下さい」。制限時間は、30分です。終わったら、採点します。答案は、採点後、『書いた本人とは別のセンセ』に解説授業をしてもらいます」と言う「研修」があったら、恐ろしいで。果たして何人が満点取れるだろうか。ひょっとしたら、「並べかえ(整序)…当然、教える側やからな、「一語少ない」とか「一語多い」とか、「動詞の時制を考えて」と「条件付き」の整序にして英作から多少難易度を落としたところで、全文正解ちゅうわけにはいかないセンセ、結構おるんちゃうか。
★実は、「竹立塾」では、高校生に「コミ英」の本文、テスト前に、ほぼ「全文整序」作ってやらせてたんや。もちろん、「手打ち」で作ったものや。理由は2つある。一つは当たり前に「文整序」が苦手な生徒が多かったから。ガッコで試験直前に「訳」はもらってきて読むけど、それだけじゃ、どこに何が書いてあるかわからん…つまり、2つ目の理由は、一文一文本文に書いてある内容を確認しながら、自分の組み立てられない文をしっかりとマスターしてもらうためや。生徒も、「定期試験」の点数にも直接絡むんで、結構、本気で取り組んでたで。最後は、「並べ替え」の時間を他の教科に使いたい生徒は、「和訳」と「英文」、自分で全部書いた方が速いって、自分でA4の紙に殴り書きしとったけどな。世の中では教科書写す、そのまま覚えるの無駄だ、ちゅうよくないような風潮が主流やけど、使い方と本人の気持ち次第なんやないかな。生徒たち、「推薦」取れるだけの、成績、余裕で取ってたで。
★★並べ替え(整序問題)を使う学習の利点は
①英語の語順に慣れることができる
②日本語との語順の違いに気がつく(直訳できない表現も含む 例)You can say that againなど)
③自分の間違いやすいクセに気が付くことができる
④単語や熟語の暗記に役立つ
⑤できるようになると、和訳や、単語がすべて載っている場合、割と得意分野にできる
などだ。
一方で、
★★気を付けたいのは
①並べ替えで出てきた単語・熟語を覚えること(並べだけできればよいで済ませんことや、せっかく解答らんに書くんや、覚えるつもりで勉強すれば一石二鳥や)
②最初は大文字でスタートすること(固有名詞以外は、通常、英単語は、小文字で書かれている)
③時制に気をつけること(「動詞を適当な形に変えて」などの指定がない並べかえの場合、過去形なら動詞はすでに過去形になっとる…実際の穴埋めや、英作文の際、詰めが甘うならんよう意識して解答をした方がええ
④副詞、形容詞の語法(前置詞を使った語法や副詞の位置は特に注意や)
⑤「並べかえ」が記号の場合も英文は書いて確認するこっちゃ。ただし、答えはちゃんと記号で書くこと。
⑤「一語不足」「動詞の時制を考えて」などの指示を見逃さないようにすること。
⑥ピリオド、クエスチョンマークなど語尾に必要かどうか(問題によっては部分並びかえ、最後のピリオドなどを書かなくてよい問題がある、できれば、自分で組みたてる際には、「.」「?」をつける癖をつけといた方がええ。
★★★じゃ、今日のラスト。不定詞のスタンダードな問題やで。
C「私にとって英語で手紙を書くのは難しい。 [English/ me/ to / in/ difficult / it / write / for/ a letter /is/.] 単語を並べかえて英文を作れ」というもの。
★これは、「並べかえ(整序)」の問題で、英単語がすべて載っていて、しかも日本語訳(和訳)もついている、最もスタンダードなタイプで解きやすい問題だ。
★さて、「述語動詞」から行くか。この場合、現在形の「is」か「write」しかないわな。
・「English is」だと、「英語は」になってまう。日本文と合わんわな。「English write」は意味もおかしいし、主語が「三人称」なので、そもそも「English writes」でなくてはアカン。「英語が書く?」まったく意味不明になってまう。
・「A letter is」だと、「手紙は」になってまうし、やっぱり「a letter」も「三人称単数」なので、「The letter writes」となって意味も合わん。他に主語になれそうなんは、「It」やな。
・「It」も「三人称単数」の主語なんて「writes」でなくてはいかんし、やっぱり意味が取れん。
と言うわけで「It is」がよさそうだと言うことになる。三単現というんは、とても大切なものなんよ。この瞬間…も一度言うで、この瞬間「write」は述語動詞(現在形)ではなく、当たり前やろ、対応する主語がないんや、「原形」に格下げになる。残りの並べかえの部品を考えると「to+動詞の原形 to write」という組み立てになる。
・で、次に日本語の述語部分を見る、と「難しい」とある。英語は、日本語と違って「主語」の次は「述語」が来ることが多い。俗にいう、「SV」、ま、この場合は「SVC」まで決まる。日本語の述語部分が「難しい」なんで、ちょっとごまかすで~、この日本語、間違ごうとる、or使わない方が良い表現と言われとるけど…「難しいです(よく小学生が使うよな、これ)」って考えると一気に「is difficult(難しいです)」までがセットで見える(犯罪級のごまかし方よな、これ)。でも、「私は忙しいです」、も「I’m busy」よな。
・そこで、「It is difficult(この段階では「それは難しい」)」と決めてみる。残りは、[English/ me/ to / in/ write / for/ a letter /.]を使って「何をすること」が難しいのか、考えていく。
・ここで、「Aにとって/Aが~すること」と言う表現が「for A to do」だと分かれば、「私にとって英語で手紙を書くことは」の部分を完成させられる。「for me(私にとって)to write a letter in English(英語で手紙を書くこと)」と代入で決まる。・「手紙を書く」は「write a letter」、この形まではできるはずだ。「in English」は「英語で」。「日本語で」なら「in Japanese」だ。「手紙を英語で書く」は、「write a letter in English」なので、「to」を前につけ、「to write a letter in English」。
答えは「It is difficult for me to write a letter in English. 」。
★当然、「It…for..to」に最初から目が言った人もおるやろ。構文を知っていれば「圧倒的に楽」よね。
・「It is(be動詞) 形容詞 for A to do(動詞の原形)」の文は「Aがdo するのは形容詞やん」と言う文(以下、今回は、『is』しか扱わないので、『It is 形容詞 for A to do』と書く。現在完了なら『It has been 形容詞』、助動詞を含む文であれば『It should be 形容詞』など、過去形なら『It was 形容詞』、未来形なら『It will be 形容詞』が形)。
・ここで、「形容詞の部分に difficult」「Aの部分に me」「doの部分にwrite」まで入れば、「It is difficult for me to write」まで一気に完成や。
・「なに?doがなんでwriteになるんや、って?」…ま、せっかくなんで、も一回説明するで。先っきも言うたやろ、こういうの、熟語やフレーズだけじゃなく、構文でも、英語は原形や基本形で説明する場合が多いんや。つまり、「do(~する)」の部分に今回は「書く」と言う動詞「write」を「原形」で代入するんや。後は、「手紙を書く」が「write a letter」それを英語でって「in English」で後ろから説明すればええやん。「It is difficult for me to write a letter in English.」。
★★もし、中3受験生で、英語が内申が「2」とかで英語が「超苦手」と言う場合、同じ並べかえでも、
「English/ me / difficult / it/ write/ in/ a letter / is/.(2語不足)」と言う問題なら…ま、間違うこともあるかもしれん。
・だが、フレーズかたまりになっとる、先頭も大文字で書かれている、やさしい並べかえ、
[for me / in English/ difficult/ It’s/ to write a letter/.]
とか、
・穴埋めになった「( ) is difficult ( )me ( )write a letter in English.」は、この先の高校の授業のことを考えると、できて欲しいところや。
★★ところで、この主語の部分、中3生なら、「It」ではなく、「英語で手紙を書くことは」と、2通りで表現することが可能だ。そして、ここから変形させて、答えに持っていくこともできるわな。ここで、先頭の「It」に触れるといろいろな先生の説に気を使ってややこしいことになるので、やめておく。ただ、「並べかえ」で、どないしてもアカン、「主語」が見つからん時、「並べかえ」の中に『it』がある場合は、「It」を主語(S)の位置に置いて文を作れるか確認することを、ぜひやってみて欲しい。できれば、「is」などの「be動詞」の文だけではなく、色々な「Itを使った構文」に普段から慣れておくことやな。それが一番や。
・小学校から中1の範囲で「手紙を書く」は、「write a letter」。「英語で」を加えて、「write a letter in English」。これを「主語」の位置に置く方法は中学校の学習範囲では2つやね。
「To write a letter in English」と「Writing a letter in English」だ。注目して欲しいのは、「動詞」が「不定詞」だろうが、「動名詞」だろうが、「動詞(まあこの場合は「述語動詞」に対して「準動詞」と呼ばれるんやけどな)」の後ろは、連結したままパーツとして使える、ということ。もっと言えば、「I write a letter in English.」という主語のある「普通の語順」の文を、動詞の後ろを連結させたまま「write a letter in English」と切り出し、「~すること」と言う形にするため、「to」を前に着け「to write a letter in English」にすればええだけだし、もう一方は「writing a letter in English」と「write a letter in English」の「write」を「writng」に変えればこの形になる。ただし、「to」の後ろは「動詞の原形」やし、「~ing」の形に変なものをつけたらアカンで…「to wrote」とか、「writesing」とか、反則やからな。気をつけや~。
To write a letter in English is difficult for me. ≒ Writing a letter in English is difficult for me.
(To write a letter in English)の部分を後ろに回し、「it」を主語に置き、
It is difficult for me to write a letter in English.となるわけや。
「It is 形容詞 for A to do」の構文は、まず、「難しいんだ It’s hard/ difficult/ tough」「簡単なんだ It’s easy」「不可能なんだIt’s impossible」と言い切る(これが it is 形容詞の部分)、その後で「Aにとって何をすることが(for A to do~)」と「It」 の内容を説明するパーツが続く。日本語だと、ちょっと語順は違うが「むずいよね、この問題オレ、解けねえわ」のような感じの文だ。
※実際は、「to write」と「writing」の「ニュアンス」はちょっと違う。この辺は、学校のセンセや通ってる塾のセンセに説明してもろてね。
※じゃあ、今回はこれでおしまい。次回の並べかえシリーズもよろしくね。たまには、少し真面目なのもええか、と思って作ってみました。書きかけのシリーズもありますが、筆が進むものから書いてます。今回も「訂正」「直し」に入ります。いつものように、「変わった部分さがし」をお楽しみください。よろしくお願いいたします。
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