日記⑧「A-B-C型不規則動詞」ってちょっとイカすね💛説
★★★中学生・高校生の皆さん、塾講師のみなさんも、いつもブログを読んでいただいている方も…こんばんわ。「塾講師、寝る前ラジオ英語」の時間でおま。講師の「竹達千賀」です。今日は、寝る前にちょっと英語の「動詞」の活用形、時間が許せば特に「A-B-C型 不規則動詞」についてみなさんと一緒に考えてみたいと思っとります。★★★
★★「不規則動詞」…嫌ですよね~。中学の時、「write-wrote-written-writing」なんて「覚えさせられて」、おまけに塾でも学校でも「小テスト」、嫌な記憶よみがえりません?
★ワイの授業で「ingingーyそのまま」「ingingーeいらねえ」なんて爆笑しながら大声で言わせられた方も、読んでくれてますか~、いや、(ラジオの設定や)…聴いている中にはいらっしゃるでしょう。盛り上がりましたね~、あの時分は。
★これ、「study 勉強する」と言う動詞で説明しましょ。「study-studied-studied-studying」は知ってますね。「study」は、規則動詞です。「規則動詞」とは、例えば「原形がtalk」だと、過去形が「talked」過去分詞形が「talked」と、過去形も過去分詞形も「原形に- ed」をつければできる「動詞」です。なぜか、現在形が「talk/talks」であることは「原形-過去形-過去分詞形」の活用表には出て来んのですが…。そのことが、「動詞の活用全般」において、「原形」と「現在形」は同じ、みたいな考え方が広まってしまい、いまや、あまたの中学生、高校生に悪影響を与えておるようです。実際に、ご自分のお子さんや生徒さんに「be動詞の現在形は?」と聞いてみてください…「is/ am /are」と胸張って答える生徒、ホンマに少ないと思います。
★「動詞の原形」は、「規則動詞」「不規則動詞」に関わらず、主に、中学校では「命令文(Don’t be noisy. )」「助動詞+原形(You should see a doctor. )」「不定詞( I forgot to do my homework last night. )」「第五文型SVOCのCで(Mary made her brother do her homework. )」みたいな文で使いますよってに。ちょっと放送時間の都合ちゅうか、豪華寝台列車「爆睡12時間号」の発車時間せまってまんねん。訳や細かい説明はカットさせてもらいますわ。
・意味がわからん場合は、ガッコのセンセ、または、もよりの塾のセンセにおたずねください。
★で、話を続けると、「現在形」「過去形」ちゅうのは、最強で、堂々と「一語」で述語動詞になることが可能なんですわ。「(現在形)I love you. 」の「love」、「(ほぼ間違いなく定時に起こる予定を表す)The movie starts at 10 a.m.」の「starts(三単現でっせ)」「(過去形)I went to the library to see my friend. 」の「went」…。「過去形」に関しては、「丁寧」「仮定法」など「現在」との「心の距離間」を表すときもありますが、その話は、また別の機会があればお話しさせていただきま。
★★活用の話にもどりまっせ。「規則動詞」って、「不規則動詞」とちごうて、しつこくできるまで「小テスト」せんのです。なので、「規則動詞」は、つづりの間違い、意外と多く見るれるわけですわ。えっ、「センセの授業では『規則動詞』も、プリントで何回も書かされた?」「ええやんか」、できるようになったんやから。びっくりするわ~、11年ぶりやな。自分、突然、現れたらアカンで、いつの間に瞬間移動マスターしたんや。
★「study」なんかは、「過去形・過去分詞」は「y」を「i」に変えて「ied」で「studied」なのに、現在分詞を作る時は「y」を残して「studying」。「三単現」や「過去形」の時の「動詞の終わりの文字が『y』」の場合、『y』を「i」に変えて「‐ies」とかさっきの「-ied」のルールは徹底して教えてもらえるのに「ing」にするときの基本的な「ルール」はあまり徹底されてないのが現実ですわな。
★★だから、ここで基本の確認といきましょう。「原形」を「現在分詞」にするときの合言葉、ルール1「inging-yそのまま」、例えば「study」の「y」をそのまま残して「ing」をつけ「studying」。「ing」にするときは最後の『y』、「i」に変えたりしたらイカン、ちゅうことですな。
・もう一つのルール2「inging-eいらねえ」も説明しときまひょか。「take」と言う動詞、活用は「take-took-taken‐taking」よな。『e』で終わる「動詞」の「現在分詞」を作る時は、「しっぽ(実際は『おケツ』といっとったな~、保護者の皆さん、大変申し訳ございません…生徒こういうのメッチャ好っきやねん)」の「takeの『e』」を取って「taking」としますわな。これを「eいらねえ」と表現したのが、「inging-eいらねえ」です。冒頭の「write」の現在分詞、「過去分詞」の形に引っ張られて「writting」ちゅう間違いが多いと思うんですが、「write(原形)」の最後の『e』いらねえ」で簡単に「writing」と間違えずに答えを出せます。
・呪文がなぜ、「現在分詞現在分詞『y』そのまま」「現在分詞現在分詞『e』いらねえ」じゃないのか、と言えば、言いにくい(ぜひ言ってみてください…笑ってまう人が多いんやないかと思います)のももちろんですが、「動名詞」を作る際も同じルールでいけるので「inging『y』そのまま」「inging『e』いらねえ」になりました。教えた年度によっては「inging『y』関係ねえ」で覚えている生徒もおるかと思います。
・有名どころの活用覚えること、例えば「lying」ももちろん大切です。でも、その前に中学生で出てくる「see」の「現在分詞」はしっぽ(おケツが)『e』なのに、「eいらねえ」の例外で「seeing」、これはよく出てくるんで、知っておいてほしい。ま、そろそろみんな、眠たなるころなんで、細かいことは言わんつもりやけど…やっぱり元の単語の音「see 会う・見える‣分かる」を生かして聞かせるには、「seeing」しかない。「seeだけはそのまま+ing」や。そもそも「see」の「e」を取った「seing」って、どうやって発音するんや。意味が分からんし、発音も分からんくない?
★★基本的なことを覚えたら、「例外」を押さえていくのは、各科目同じやな。英語は「言葉(language)」や。発音も含めて「音」、けっこう大事やで。古文もそうやろ、「音読」すれば、漢字が見えてきたりする。実際に音読せん人は、この意味おそらく一生わからんで。
★★★ここで、思い出話を一つ…自分の教え子のみなさん、今から褒めるんで、よく聞いててな。キミら、ホンマに優秀よな。(僕が受け持った中3受験生)毎年、ほぼ95%「important」「interesting」「different」「difficult」正確に書けたもんな(しかし、それでいて「doctor」とか「dog」 とかなんで間違えるねん、信じられんで)。
★★実は、あの頃、作った「授業プリント」には仕掛けがあってな、少なくとも「4回」以上、重要な単語は授業中「書く」ようになってたんや。1回目は、英文の訳を書くときに、下に大事な単語を整理して書くとこあったやろ。さらに、穴埋めの問題で1回、並べかえで一回、英作文で一回、挑戦問題で1回、合わせて5回や。挑戦問題を除いても、4回は1度の授業で書かせてたでしょ。
・キミら、教えてた頃は、ちょうど「小学校」で英語の授業が始まる直前の頃やったな~、うん。
★★今日、話題にしとる「不規則動詞」と言えば、中2の「春期講習」を思い出すわ。「ハイレベルクラス」の生徒たちが、「不規則動詞の活用表」のデキ、毎年、ものすご、悪かってん。ムッチャ腹立ってな。
・ある年、勉強の苦手なクラスの生徒にちょっと助けてもろたことあるんや。
・「春期講習」いうたら、3月末~4月頭の2週間前後の間(10日間前後)よな。「英語、苦手なクラス」のキミたちに、最初の5日間、毎日授業始まりの15分、「不規則動詞の活用」のプリント、白板に答えを書き、キミらと一緒にでかい声出して「活用」言うたの覚えとる?
・2日目も3日目も、4日目も、これを繰りかえしたよな、ほしたら、何人かが、「センセ、また、このプリントするの」って言うたんよね。自分は、英語が苦手な生徒を教えるときは、ある程度、教えたことが定着せん限り、「小テスト」はやらん主義や。英語、苦手な生徒にしてみれば、「動詞の活用」なんて、ただですら、何に使うのかも分らんまま(この時期は、受け身や完了をまだ勉強してなかったよね)押し込まれるつまらん作業や。「国語」だって文法「大きらい」な人おるやろ。こっちゃは、自分が自在に使っている言葉の「活用」そんなのどうして覚えるのよ、みたいになってまうんだろうと思うんやけど。
・そこで言うたよね。「おうよ。テストよりかはぜんぜんええやろ~。そうだ。キミらな、もし、これ(活用表)全部、今のうちに覚えてしまったら、すごいで。このプリント、A君たちがおるクラスでもなかなか満点でないねん」。「えーっ、そうなの。A君たちでも覚えらないの」。「センセイ、オレ、半分ならできそう」「うち、上の3つなら見ないでも書けるよ」。「凄いやん、もし、このプリント、完璧にできたら、A君のおるクラスの生徒たちより、キミらの方が上やで…今だけかも、ちゅううわさはあるけどな」。
・なんと、前半、最終日、5日目から、授業の最初の5分を使ってキミら、何人か「セルフ小テスト」を始めたわな。「丸付け」は、お隣と「交換システム」。今までのプリントで「丸付け」できるんで、その日から、最初の15分は、自分は、「セルフ小テスト」以外の生徒たちを別室に連れて行って、いつものルーティーンを行うことになったよな…「白板」を使うて、活用を一緒に言うて…。
・土日をはさんでの「春期講習」6日目。とりあえず、1週間、教え込んだんで「小テスト」をすかどうか迷うてたんやが…教室に入るなり、「センセ、テスト、テスト、早く、忘れる!」とC絵らクラスの女子がえらい騒ぎよったんよね。仕方なく、他のクラス用に持ってた「小テスト」配ったわ。驚いたことに、「いっちゃん下のクラス(失礼、一般的には面談では、『勉強が苦手』なクラスと表現します…)」から、複数名「満点」が出た。7日目、「満点」が5人に増えたよな。こうなると、「ウチも」「俺も」とクラスに一体感が生まれる。8日目にはついに、1人を除いて「満点」だらけに!(正確には名簿がないんで分からんが、当時の集団授業のクラスは15名~20名程度)
・「すごいやん、自分ら。やればデける、ちゅうのはこのことやで」。「大騒ぎ」して他のクラスの授業中の先生が見に来たよな。や~、あん時だけは、副教室長で良かったと思たわ…すぐ帰ってったもんな。相当うるさかったらしいで。ほんで、生徒に「ちょっと答案貸してくれ」って。いっちゃん勉強ができる、プライド君たちのクラスに持って行ったわけや。
・「新学期が始まってからでも覚えられるわ、こんなの、学校でもテストあるでしょ、あ~ダル」みたいなナメた雰囲気、一変したで~。「あのな、C絵たちのクラス、キミらよりごっつデキるわ~、ほら、満点だらけやで」。A君のあの細っそい目、「3倍」に開いたで、マジで。その日、「プライド君」「できる子ちゃん」たちは、授業後、「再テスト」を講師室に志願しに来たんや。ま、さすがやで、本気になった「エースたち」は強かった。全員、その日のうちにクリアしてもうた。
・でもな、俺は忘れんで。毎日、継続してやれば、たとえ、苦手でも「結果」出るんや。数時間やったけど、キミら、確かにA君のクラスよりも、実力上だったんよね。
・後日談…「センセ、あのとき、毎日毎日、授業前に白板に線引いて、「行く」とか「こわす」とか日本語書いて準備してたよね」。「それはな、プリント配って、写せ、ちゅうやり方も確かにあるで。でもな、『発音』分からんかったり、写すとき待ちごうたりと、テンション下がるし、なかなか覚えられんと思たんや」「そうかもね」「ちょちょ、『かも』ってなんやねん、『かも』って…なんか…もうちょい感謝してえな」…。
★★あ、すまん、マイクの前だって忘れてました。時間、押してるんで今日のテーマにいきましょか。
★「A-B-C」型 不規則動詞」ってちょっとイカすね💛説、が今日のテーマやったね。これな、「原形-過去形-過去分詞形」バラバラなんで生徒にとっては「一番、覚えにくい」不規則動詞よね。3つ別々のを覚えなアカンと思てまうから。
※すんません…が、ここからはいつもの話し方(世界一あやしい関西弁)でいきまっせ(関西地方の方、ホンマすんません。)このままじゃ調子出せませんよってに…
★例えば、規則動詞なら、「ーed」の形にすれば「過去形」も「過去分詞」も同じ(あまり教えんけど、規則動詞、原則A-B-B型)よな。たとえば、「study」なら「study(A)-studied(B)-studied(B)」。不規則動詞で「A-B-B型」だと、例えば「find- found-found」よね。でもな、この、「A-B-B型」、「過去形」と「過去分詞」の区別かなり「意識」しないとできん生徒が多いのよ。たとえば、現在完了の「have/has visited」の「visited」は「過去分詞」よな。これ、「過去形」とどうちがうの?って生徒、絶対に複数名おるんよ。
★そこや、さっきなんで「過去形」が単独で「述語動詞」になれる、みたいな説明、わざわざしたと思う?それはな、「過去分詞」ちゅうのは、「分詞構文の先頭」で「バン」て出てくるやつ以外、ほぼ、「前後の何かとセット」で使うんや。
・「名詞を後ろから修飾する場合」は、「名詞とのセット」、形は「名詞+過去分詞~」やな。例としては、「the window broken by Takeo (竹男によって壊された窓)」。「窓」を「どんな窓(武男がこわした)」と後ろから説明しとるわけや。
・「過去分詞」が「述語動詞」で使われる場合は必ず「かつ丼セット」いや、悪い、ちょっと腹が鳴っとるわ~、こんだけ、しゃべると腹減るねん、ホンマに恥ずかしい…「時間」を決められる「動詞・助動詞」とお手てつないで「セット」で使われるんや。「現在完了」なら「have/has+過去分詞」、「受け身」なら「be動詞+過去分詞」、「過去完了」なら「had+過去分詞」、「助動詞+完了形」なら、「could have+過去分詞」ちゅう風に。
・分詞構文の場合も、ホンマは、前に「being」が省略されてると考えれば、元の形は「beingとセット」とも考えるこができる。でもな、キミら、省略を見抜いたり、分詞構文や他の副詞句やSVOCの文を接続詞を使って2文に戻したりするの、苦手な子多いやろ。現代英語では、「使えること」が優先される傾向があるよな。「本番でそんなことしてるひまない」って「文法」とか「分析」は後回しになりがちや。あのな、「公式」か「構で。の「暗記」、確かに大事よな。でも、分析しながらゴリゴリ進む力も大事なんやで。自分、大学入試のとき、「さいころ3個」の問題が出て…「216通り」全部表にしたんや。その大問、パーフェクトやったで。公式分かってても、使えるか、合ってるかどうか不安やったんや。5分で「216通り」書いて、予定の時間通りに終わったで。
・分詞構文では「being」が省略された「(見た目)いきなり過去分詞(現在分詞)」からスタートする形があるちゅうことを知っといたらええ。逆に、「接続詞を残す分詞構文」とか「being」が省略されない分詞構文」もあるんで、時間があったら「分詞構文」の勉強を「学校の文法書」か「問題集」でしとくといいで。
★★さて、進めるか~。
★不規則動詞で一番覚えやすいのは、「put-put-put」みたいな「A-A-A」型よな。これ、「小テスト」で大人気! だって、同じこと、3回書けばええもんな~。でも、これ、文の中では「三単現」の時だけはっきりわかるけど(putsと『s』がついとるから)。後は、「原形」も「過去形」も「過去分詞」も全部同じ「put」よな。発音も一緒や。長文問題解くときに適当に読んどったら、複数形の主語のときに「put」が「現在形」か「過去形」かようわからんってことになる…まあそういうときは、周りの文の「時制」確認するのが基本なんやけど…。おまけに「現在分詞」は「‐tt‐」「putting」や、この「毒まんじゅう」結構まちがう中学生多いよな。「小テスト」なら、「原形‐過去形‐過去分詞形」と同じこと3回書けば済むけど、実際に使うとなると、結構混乱する生徒も多いんちゃう。ちなみに活用表に「現在形」を乗せることが多なったようだけど、それでも、「疑問文」を教えるときに「原形」と「現在形」の違いをしっかり教えんと、かなりの生徒が混乱すると思うで。
★次は「A-B-A」型やな。ここの代表取締役は、「come(来る)」と「run(走る)」や。「overcome(乗り越える)」「become(~になる)」もよく見ると「come」が入っとるよね。同じ活用の仕方「overcome-overcame-overcome」「become-became–become」よね。
・「come-came-come」から行くか。今度は、「原形」と「過去分詞」が同じ形、同じ発音よね。「原形」「現在形」「過去分詞」が混ざりおる生徒、たくさんおるよね。ただ「comes」が出て来た時は「三単現」の文だと分かるよな。さっきから言っとるし、並べかえの「ブログ」でも説明したけど、「三単現」が出てくれば絶対の「述語動詞」やからな。この場合やと「comes」は単独で「現在形」の「述語動詞」になるっちゅうわけや。「並べかえ」なら、「三人称単数」の主語か「数えられない名詞(抽象名詞を含む)」なんかが「comes」の前にいることが分かる。同様に、「過去形」の「came」も絶対の「述語動詞」よな。
・だけどな、過去分詞の「come」については、どないや。「三単現」の「comes」の文を「現在完了」に書き変えなさい、みたいな問題、「have/has come」に直せない生徒、意外に多いのを知っとる? そう、「have/has comes」にしてもうて間違える生徒、ホンマ、いなくならん。これな、絶対、教え方がからんどると思わん?「原形」と「現在形」の違い、この基本的なとこで、ちゃんと教えないと「英語嫌い」急増するで、ホンマ。
・もう一人の代表取締役の「run」な。活用は「run-ran-run-running」。ま、使い方の注意点は「come」の時とほぼ一緒や。ただ、こいつは、「発音」が難しい。真ん中の「過去形」、「ran」の「a」な。これ、「あいうえお」の「え」の口のまま「あ」っていうと割とうまく出る。ま、俗にいう「あ」と「え」を同時に言うような音や。実は、「音読」中に、生徒がこの音出そと思うと、なかなかうまくできへんねん。ま、「過去形」はどちらかと言えば無理やり日本語で言うと「らん」じゃなくて「れん」やけど…。結果「過去形」の文を生徒が音読すると「現在形」の文に聞こえるちゅうことが起こる(つづり自体が「ran」でこれ、ローマ字読みなら「らん」になるよな、苦手な生徒は)。後、現在分詞のつづり「running」な、これも「-nn-(nダブル)」なんで注意しといて~。
★★★やっと来た~。
★★さて皆さん、いよいよ「A-B-C型」が「なぜちょっとイケてるのか」…やっとそのお時間、やって参りました。多分、もう分ってもうた方もおるかも知れんけど…それは「原形」「過去形」「過去分詞形」「現在分詞形」が「すべて違う」形が、見ただけではっきり分かるから。まあ、こんなこと知らんでも「チコちゃんには怒られへん」ので安心していいで。でも、受験生は、なんとなく丸暗記ではなく、意識して覚えとったほうが有利や。
★ここで、突然、問題です。今回は穴埋めで確認してくで~!
A 次の英文に、「come」を適当な形にして入れ、文の意味が通るようにしなさい。
①( ) here.
② He ( )from Japan.
③ Hey, breakfast is ready!ーI’m ( ).
④ Mary( )to my house yesterday.
⑤ Summer has ( ).
もう、ええやろか。
じゃ、解説してくで~。
①「(Come) here.…こっちゃ来い(「東北以北」ではこっちサ、来。こっ来。とどんどん短くなっていく)」…「命令文」なので、「原形」の「come(答えは文頭なのでCome)」やね。
②「He ( comes )from Japan.…彼は日本出身です」…変わらない、確定した事がらを表す「現在形」。「三人称単数(he)」が主語なので、「現在形」は「comes」。
③「Hey, breakfast is ready! (ねえ、朝ご飯できたわよ)-I’m (coming).(今いくよ)」。これは、「相手の方に近づくcomeの用法」。「時制」は、「現在進行形:be動詞+~ing」の形。( )の前に「am(’m)」があるので、「原形」「現在形」「過去形」は入らない。「be動詞の現在形(am)」と「セット」で使うのは「現在分詞(coming)」か過去分詞「come」。朝食ができた場面で、「自分が相手のときに向かう、向かおうとしている」のであれば、「coming」になるわな。ここでは、「自動詞の過去分詞」「他動詞の過去分詞」みたいな説明は長うなるんで避けとくで。「私は来させられる、私は来ちゃった」みたいな「過去分詞」を入れた時の訳だけ考えてみても普通におかしいやろ。
④「Mary ( came ) to my house yesterday.」。正解は「came」。これは絶対に「come」「comes」を入れたらイカンやつや。特に「Mary」だけ見て、「comes」に飛びつくと痛い目みるで。英語は、「時間」にうるさんいや。必ず時間を表す語句(副詞)をチャックすることや。「yesterday」「the day before yesterday」「two days ago」「in 1979」などがあれば「過去」の文だと分かる。英文の場合、文の「先頭」か「最後」の方に「時間」を表す語句があることが多い。この場合は「文末」に「yesterday」があるので瞬殺で「過去形」や。「came」が正解やで。
⑤「Summer has (come). …夏が来た。夏がやってきた。」…まあ、これは「Aが来た・やってきた」というときの典型的な例文よね。他に、「自分たちの(活躍する)時が来た」とかちゅう使い方もある。形は「現在完了」(今まさにきたところ、ちゅうイメージ)やな。前に「has」がおって、その後ろに「comeの形を変えて」英文を作るんやから「述語動詞」は「セット」になる。「have/ has +過去分詞」が「現在完了」の形。こういうときに、「come」を別の形に変えなくちゃ、そのままのはずがない、って間違う人、いるね。これ、変えるとしたら「comes」か「came」「coming」しかあらへん。だって活用は「come(come-came-come-coming)」やもん。つわものは、「comed」って書くんよね。突然、「come」を規則動詞に振りかえてからの~~「自前」の「過去分詞」で現在完了を決める!すごい発想やけど「×」やで。
★★ここまで、お聴きいただきありがとうございました。
★最後に、「A-B-C」型にも(この型に関わらずやけどな)一応、覚え方があることをご紹介して番組をしめたい、と思いま。例えば、「know-knew-known」。3つそのまま、20回書いて覚えます~?これ、「原形」と「過去形」の違い、「o」と「e」入れ変わってるだけやろ。さらに「過去分詞」、よーく見ると、なんと「原形」がそのまま入っとるやんけ、「know」に「n」をつければ「known」の完成や。「go- went- gone」も「gone」出て来ん生徒おったが、なんと「gone」も「go」入っとるで…「go」に「ne」つければ「gone」の完成。後、キミらが「規則動詞」とよく間違うヤツ、「show」な、「規則動詞」と間違うくらいなんで「過去形」は「-ed」つければええよね。「show-showed-shown」。ここでも「過去分詞」には「show」が入っとるよね。「show」に「n」をつければ「shown」の出来上がりや。
★★ま、「邪道」だというならそれでもええがな。でも、語順の「呪文」や「述語動詞」の説明、「原形」を使った「過去分詞」の覚え方、単なる「オヤジギャグ」とかおふざけではないで。大学生になった今でも、「覚えているよ」って言うてくれる生徒もおるし、たまに飲み会で集まったときに「それ、聴いたことがある」と他教科の講師が言うてくれることもある。
★★覚えて使えるようになってまえば、こんなもん、いったん忘れてもうてもええ、でも忘れた時に「思い出せるきっかけを持つ」ことは非常にだいじなことやと僕は思います。それも、講師の大切な仕事なんやないかと…。完全に蛇足ですが、「be動詞」の「原形(be)」と「過去分詞(been)」を思い出せない時は、焼肉屋に行って「ビビンバ」を注文してください。「ビbe・ ビンbeen・ ばあ!」なかなか「tasty」な覚え方だと思てるんやけどな…。
本日は、ここまでです。ではまた、皆様と「ブログde radio: 塾講師、寝る前ラジオ英語」で会える日を楽しみにして…See you…(♪♯♪♭andフェードアウト)
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